生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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「恩讐を超えた水路、京都救う」。

これは、先週2019年9月19日(木)の「日経新聞」関西版夕刊、コラム「時を刻む」の大見出しです。
そしてーー。
中見出し:「琵琶湖疏水 明治維新後の発展を支える」。
小見出し:「無尽蔵の石炭山」、「水力発電で成功」。  

私田邉康雄は、京都市上下水道局様から琵琶湖疏水建設に係る「特別講演」を依頼され、琵琶湖疏水記念館においてさる7月27日(土)と28日(日)の両日講演しました。水道局様が、聴講希望者を定員80名で「一般募集」されたところ、約120名の方々が御参集されました。その分だけ、会場が窮屈でお気の毒でしたが、予定より多くの方々に聞いていただき、講師の励みになりました。

―― この講演に、日経記者木下修臣様が、「取材」にこられました。木下様は、「単なる」イベント紹介のための取材だけでは無く、この「特別講演」を(始めから終わりまで)お聞きになって内容の御理解をしていただきました。さらに講演後、私がしゃべった内容の御確認を直接受けました。

―― 木下様がおっしゃるには、「来年が琵琶湖疏水第一期工事完成130年の節目に当たるので、『近代化遺産琵琶湖疏水』に相応しい記事を書きたい」とのことでした。

一方私の演題は、――。
主題:「明治維新による京都の危機、それを救った徳川/薩長の琵琶湖疏水建設」、
副題:「恩讐の彼方へ協力した幕臣たち~明治維新150周年に当たって維新に関係した薩長/幕臣両者子孫の回想と将来展望」
でした。
―― 「北垣国道」を含む私の「田邉太一」「田邉朔郎」「大迫尚敏(康雄妻智子の曽祖父)」田邉家は、幕末と明治初期における「二大内戦」(戊辰戦争と西南戦争)に翻ろうされました。この翻ろうされた田邉家に伝わる「口伝」や「日記」他に基づき、激動する「政治状況」、「社会情勢」、「財政状況」を踏まえて新しい「琵琶湖疏水建設論」を展開しました。
この内容は、すでに雑誌『柳営(徳川将軍家旗本子孫の会の機関紙)』に発表済のもので有り、誌上発表した論文を配布テキストとしました。
新聞の写真を添付します。ハイライトした部分が私の講演の木下記者による要約です。

―― 一方、私なりに講演のポイントを三つ上げると以下の通りです。
1.  定説打破:田邉朔郎の大学卒論が京都府知事の目にとまり、設計と工事を担当した。「これは真実とは異なる」。戊辰戦争において対薩長徹底抗戦した同志四人、旧幕臣田邉太一、榎本武揚、大鳥圭介、荒井郁之助が田邉太一の甥、旧幕臣田邉朔郎を(恩讐を超えて)長州派北垣国道京都府知事へ押し込んだもの。
2.  大成功の鍵:大きな「現金収入」のある水力発電への設計変更と、それ(見込み収益性が高いこと)を背景にした京都府市債の発行による建設資金の調達
3.  全建設プロジェクトの推進者:建設資金調達はもとより、「全琵琶湖疏水」(第一疏水と第二疏水)を長州派北垣国道が推進した。この北垣国道の「内意」を受けて、国道の「娘婿」旧幕臣田邉朔郎が「全琵琶湖疏水」建設を技術面で支えた。

以上は、木下記者の要約と一致しています。
―― 後日多くの受講者の方々から「真実の話をきいてよかった」、「納得できた」という御感想を、(水道局様を通じて)いただきました。

―― 文末ですかが、付け加えます。冒頭にあげた日経記者木下修臣さまの記事は、私の話を踏まえながらも、従来にはなかったオリジナリティのある表現を駆使された、すばらしい記事であると感服いたしました。
今後、第一期工事、第二期工事を含めた「全琵琶湖疏水建設」の意義を評価したいと思われる方々は、御評価活動の出発点として、まず、この記事を御参照されるのがよろしいと考えます。

<実際の記事>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49941070Y9A910C1960E00/

投稿者: 田邉康雄 日時: 2019年09月22日 15:34 |

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