生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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琵琶湖疏水下り(12):明治維新による京都の危機(衰退)、それを救った薩長の琵琶湖疏水

京都市上下水道局が『琵琶湖疏水下り(通船)』を復活し、来る3月29日から運行開始します。以下のURLを見てください。https://biwakososui.jp/biwakososui/ 
これに因んで琵琶湖疏水を説明します。タイトルは以下の通りです。

主タイトル:明治維新による京都の危機、それを救った薩長の琵琶湖疏水
副タイトル:「恩讐の彼方へ」協力した徳川幕臣たち ~ 明治維新150周年に当って明治維新に関係した薩長/幕臣両者子孫の回想と将来展望

443.
444. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
445. ⅩⅩⅩⅧ <英文銘板「SAKURO TANABE・・・」(第一疏水琵琶湖側入口と京都側出口)の謎解き>
446.     これは既に説明した。ロシアのアダバシに因んで京都市会が設置したもの。
447. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇● 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
448. ⅩⅩⅩⅨ <田邉朔郎の扁額「藉水利資人工」(第一/第二疏水合流トンネル出口)の謎解き>
449.      朔郎が第一疏水に続く京都市三大事業(第二疏水を含む)を技術指導したことを以下の通り、
450.     京都市が評価した。
451.      1)1908(明治41)年、三大事業着工に際して西郷菊次郎京都市長から感謝状を授与された。
452.      2)1912(大正1)年、三大事業竣工に際して川上親晴市長から感謝状授与された。
453.     故に、第一/第二合流トンネルの出口に設置された。
454.     即ち、朔郎が第一/第二(全)琵琶湖疏水の技術を指導させていただいたことの証である。
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455. ⅩⅬ  <国道の扁額「寶祚無窮(皇統は永遠である)」(第一疏水第一トンネルの中)の謎解き>
456.  但馬の農民国道は、分もわきまえず「天朝の京都に尽くす」覚悟を密かに固め、一目につかない場所に置いた。
457.  事実、京都に尽くし、「身一つ」になって、京都に「文字通り」骨をうずめた(後述)。
458.  《皇室への畏敬》
459.   1)京都は、国道が勤皇倒幕の志士時代からの活躍の場。
460.   2)京都府知事の辞令を受けた際、「高知、徳島とは違い、天朝の京都は自分の任にあらず」と固辞した。
461.   3)しかしたっての依頼(伊藤博文)により、引き受けて京都復興に政治生命を賭けた。
   《京都への愛情》
462.   4)国道は新島襄の同志社大学を支援した(長女静子を同志社学校に入れた。反対仏教勢力抑制)。
463.   5)大阪立地が決まっていた第三高等中学校と第二の帝国大学を京都へ誘致・成功した(現在の京都大学)。
464.   6)嵯峨野の別荘を寄付して祇王寺を再建した。
465.   7)京都府知事を辞めた後も、京都に住居を持ってしばしば京都に来訪し、京都を支援した。
466.   8)勅撰貴族院議員や枢密院顧問官時代に京都を支援した。
467.   9)京都の住居は「土手町通り丸太町下がる」。墓は、黒谷の金戒光明寺。 
468.  《他人への愛情》
469.   10)困窮した人を私費で援助した(例:山本覚馬が入院中200円の見舞金、現在価値約 200万円<)。
470.   11)国道の晩年、朔郎と結婚した長女静子のところへ、異母弟が金の無心にしばしば訪れた。
471.   12) 静子は朔郎に黙って金を渡し続けた。
472.   13) 私腹を肥やすことには興味がなく、常に他人のことを優先して考える国道だった。
473.   14) 国道死後、子は夜逃げするように転居したと聞く。
474.   15) 国道の遺品は、田辺家保管以外には何も残っていない。
475. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
476. ⅩⅬⅠ <話戻って、対薩長徹底抗戦「四人組」(榎本武揚/大鳥圭介/荒井郁之助/田邉太一)の話>
477.   1)地縁・血縁の基盤に立って対薩長徹底抗戦した仲間
478.     ①江戸城無血開城に反対して目付田邉太一は、小栗上野介を補佐して
479.     ②将軍徳川慶喜の前で勝海舟と徹底抗戦論を展開。しかし論敗れて下城。
480.     ③脱走・闘争 ⇒東北戦争、函館戦争。
481.   2)函館五稜郭に立て籠った対薩長政府対抗した仲間
482.     ①総裁:  榎本武揚
483.     ②陸軍奉行:大鳥圭介     外交支援:田邉太一(@横浜)
484.     ③海軍奉行:荒井郁之助
485. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
486. ⅩⅬⅡ <函館五稜郭戦争の首謀者と支援者(田辺一族)>
487.           【閨閥】      【学閥】                  【職閥】
488. 1)田邉石庵・・・幕末当主の祖父・・・・昌平黌教授
489. 2)田邉孫次郎・・幕末当主の父親・・・・昌平黌卒業・・  ・・・・・・・・・・・・・・幕府陸軍
490. 3)田邉太一・・・幕末当主の叔父・・・・昌平黌卒業 幕府長崎海軍伝習所三期生卒業・・・幕府外国局
491. 4)田邉朔郎・・・幕末当主
492. 5)榎本武揚・・・幕末当主の近い姻戚・・昌平黌卒業 幕府長崎海軍伝習所二期生卒業・・・幕府海軍  
493. 6)大鳥圭介・・・幕末当主の遠い親戚(幕末、荒井郁之助と義兄弟を契り、同居)・・・・・幕府陸軍
494. 7)荒井郁之助・・叔父田邉太一の義兄・・昌平黌卒業 幕府長崎海軍伝習所三期生卒業・・・幕府海軍
495.     以上は、雑誌柳営27号(平成26年11月発行、36頁、「わが一族の幕末と明治」)より。
496. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
497. ⅩⅬⅢ <朔郎田辺家一族の姻戚関係> 遠祖は田邉湛増。徳川将軍家では武田遺臣扱いで家格は低い。
498.  付表-3 「朔郎田辺家一族の幕末明治・比較年表」に、左から、田邉石庵、田邉孫次郎、田邉太一、榎本武揚、
499.  大鳥圭介、荒井郁之助、田邉朔郎、北垣国道、片山東熊、大迫尚敏、有賀光豊の比較年表を記述した。
500.   以下は、雑誌「柳営」(平成26年11月20日柳営会発行 p-36)から転載した田邉朔郎一族の系図。
501. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
502. ⅩLⅣ <幕臣「四人組」の薩長新政府における最終処遇>
503.   1)田邉太一: 従三位、錦鶏間伺侯、外務大丞(外務省№4 局長クラス)・・・退官後、薩長徳川批判
504.   2)榎本武揚: 正二位、子爵、枢密顧問官、逓信大臣、文部大臣、外務大臣、農商務大臣
505.   3)大鳥圭介: 正二位、男爵、枢密顧問官、学習院長
506.   4)荒井郁之助:従五位、初代中央気象台長(現在の気象庁長官)・・・日本の気象学の祖
507. 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●
508. ⅩⅬⅤ <田邉太一を主人公とする新聞連載小説『万波を翔ける』>
509.   1)直木賞作家木内昇さんの小説 2017年2月~現在、日本経済新聞夕刊連載小説。
510.   2)幕末の徳川幕府による外交を描写。)小説の主人公は、田邉太一。赤子の田邉朔郎が出てくる。
511.   3)台本は、田邉太一著『幕末外交談』(明治31年、冨山書房発行)
512.
513.   以下の切り抜きは、2018年11月9日の夕刊。朔郎の父親田邉孫次郎が江戸で流行した麻疹によって
514.  1862(文久2)年9月13日に死亡した場面。〇囲んだのが朔郎、そして□が太一である。
515.  当時、太一夫妻は、兄孫次郎の屋敷に住んでいた。朔郎は、生後10か月。


次回(13)に続きます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2018年03月17日 18:43 |

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