生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISOMS、ISOマネジメントシステム、自己宣言、本物の内部監査、コンサルタント  ― 回顧と反省 ― (35) 

エンジニア田邉康雄が、ISOMSの世界に入り、しかしISOMS認証ビジネス」に批判的になり、適合実証のための自己宣言をコンサルタントするに至った経緯を回顧しています。

前回(34回)から続きます。前回、「人生を、『世の中』のお役に立てたい」と書きました。
そして、「ISOMS認証ビジネスに関っていては、世の中のお役に立つことはできない」と書きました。そして「本物のISOMS内部監査」と、強調しました。

では、これから、何回かに分けて「本物の内部監査」を説明しましょう。

 ―― ISOMS監査(オーディット)とは?
オーディット(監査)とは、「クライアント(依頼者)が、オーディター(監査者)に対して、依頼者が指定するオーディティ(被監査者)に対するオーディット(監査)を依頼し、依頼を受けたオーディターは、オーディティが、依頼者が指定した基準を順守している程度に関して客観的証拠を取って検証し、検証した結果を依頼者に報告する」。

これがオーディットの定義です。決してオーディターが、各オーディターの(個人差のある)見識に基づいてオーディティを指導するものではありません。会計監査や、税務監査とはまったく異なります。

―― 監査という言葉
監査、監査者、被監査者という日本語訳を併記してありますが、これは元々日本に無かった概念ですから、このような日本語訳を使用しないことをお勧めします。日本で使用されている「監査役」等とはまったく関係のない概念であると御理解ください。
ですから以下、オーディット、オーディター、オーディットを使用します。なおご参考までに紹介しますが、私の国際免許証にはプリンシパル(=最上級)オーディターと記載されています。

―― オーディットの種類
「内部オーディット」、「外部オーディット」、ならびに「審査機関オーディット」があります。以下順次、各オーディットについて述べます。

―― 内部オーディット
これは、依頼者、オーディター、オーディティが同一の組織(企業)である場合です。例示すると、ある製造企業のトップマネジメントが、そのトップの指揮下にある企業内部の事業活動のオーディットを、企業の内部で調達したオーディターに依頼するなどです。
これは、オーディターを内部で調達するが故に内部オーディットと呼ばれます。なお、欧米の企業においては、ISOマネジメントシステム(ISOMS)が始まる以前から行われているごく自然な活動ですが、我が国においては、馴染みがありませんでした。

―― なぜ内部オーディットが自然な活動? 
欧米において自然な活動である理由は以下の通りと言われています。即ち、「人の善は信ずる。しかし善なる人が行う行為には過ちがある。よってチェックしなければならない」と考えると言われます。この考え方は、キリスト教の影響を受けているそうです。

―― 性善説
これに対して我々の日本においては、「人を疑ってはならない」と考えます。ですから、善なる人をチェックしてはならないと考えます。
みんな仲良く生活している日本においては、とくに身内の人をチェックしてはならないと考えます。この考えが日本において内部オーディットが自然な活動とはなっていない理由だと私田辺は考えております。

次回(36回)へ続きます。

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投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年10月12日 10:57 |

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