生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (28)

エンジニア田邉康雄が、ISOMSの世界に入り、ISOMS認証ビジネス」に批判的になり、適合実証のための自己宣言をコンサルタントするに至った経緯を回顧します。

前回(27回)から続きます。前回、主任審査員資格を取得して以後、順調に審査業務を発注してもらった、即ち、受注したという話をしました。

この受注の仕組みを紹介しましょう。

―― 指名入札
フリーランサー審査員は、審査機関に雇用されてはいません。審査機関が一件一件の審査業務案件を、適任と思われるフリーランサーに対して電話で諾否打診し、「受注」の意思を確認した上で発注します。いわば「指名入札」依頼です。

―― 価格競争
ただし入札の段階で複数の契約審査員による価格「競争」はありません。なぜなら、あらかじめ審査員毎に契約した、かつ、審査員毎に異なる報酬額が適用されるからです。

―― 指名とリスク
前述のとおり、報酬単価はフリーランサー毎に異なるので、安いフリーランサーに依頼する方が利益は多くなります。
しかし、安い人は審査員として未熟ですから、顧客から苦情を受けるリスクが大です。審査機関はこのリスクを考慮にいれて指名しなければなりません。

―― 受注競争
フリーランサーにとっては、審査機関から優先的に指名してもらえるかどうかは、生活の掛かった問題でした。「主任審査員になったけど、発注してもらえない」フリーランサーは数多くいました。

―― 指名の仕組み
審査機関は、顧客から審査員「指名」を受けることもあります。元来指名は御法度ですが、顧客が提案された審査員に対して「ノー」「ノー」と言い続け、お目当ての審査員が提案されるまで待っていると、結果として指名できます。

―― 置屋の芸妓
以上の仕組みにより審査機関は、止むを得ずお客からの指名を受けます。指名があるのですから、審査機関のフリーランサー審査員は、いわば置屋の芸妓です。
審査機関が「置屋」で審査員が「芸妓」、そして「お茶屋」が審査を受ける会社であり、「旦那衆」は会社のトップであり、お付きの事務局でした。

―― 審査員としての悟り
旦那衆(会社トップ)の意を汲んだお茶屋(事務局)から置屋(審査機関)へ「芸妓さんと舞妓さんを願いします」ではなくて、「康子ちゃんと雄子ちゃんきてね」と注文が入ります。
指名を受けた康子と雄子は、旦那衆の前で審査という高度の芸を御披露します。私田邉康雄は、このように悟ることによって、指名を数多く受けるようになりました。

 次回(29回)へ続きます。
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投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年09月28日 07:54 |

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