生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (24) | メイン | ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (26) »

ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (25) 

エンジニア田邉康雄が、ISOMSの世界に入り、ISOMS認証ビジネス」に批判的になり、適合実証のための自己宣言をコンサルタントするに至った経緯を回顧しています。

前回(24回)から続きます。前回、「60歳定年退職が1年6ヵ月先に迫り、切羽詰まった」という話をしました。

「ISO9001審査員養成研修5日間コースを受講して不合格だった」ことを紹介しました。これは、ISO主任審査員への入口でした。三菱化成を60歳定年退職した後に生計を立てるために受験したものでした。故小野田常務(後に専務)に大声で嘲笑されたことも紹介しました。

―― 遠慮のない付き合い
実は、小野田常務とは三菱化成における先輩(常務)/後輩(私)の関係でした。その差は2年であり、中央研究所の触媒工学部門に共に在籍していた時以来、むしろ同僚として協力関係にありました。小野田常務が発明した触媒を私田辺がプラントに仕上げるという分業でやってきたのです。だからこんな遠慮のない付き合いでした。

―― 幸運な人事
その小野田常務が、奇しくも定年間際の私田邉康雄の上司になって事業開発室担当常務となったです。これは幸運でした。

「定年退職直前の一年間、会社に来なくてよい。君の机はそのままにしておく。その間に独立のための顧客探し(マーケティング)をしたらよい」と。
「ただし条件がある」、「僕が頼んだケイ素化学事業を完全に立ち上げてくれ」と。

「OK」と、返事。
この条件は「お易い」ことでした。本プラントの建設に関する最終的な起業認可を経て、一年間の常務公認の休暇に入りました。

 ―― 代替5日間研修コース
すべった英国コースの代替を探したところ、ありました。今度は合格しました。その合格書をもって外資系審査機関を回りました。
ロイド、ビューローベリタス、デットノルスケ、テュフ、エスジーエスの五社でした。その内、テュフとエスジーエスから良い返事をもらいました。

「雇用されたくない。主任審査員になる審査経験を積ませてほしい。その後は、フリーで仕事のあるときだけ呼んでほしい」。
 これが私の条件でした。

当時(1995年)は、どの審査機関も雇用された社員が審査を担当していました。私の提案は、魅力的と映ったようでした。人件費に関して、固定費は不要、仕事を頼んだときだけ、即ち、変動費だけでよいのですから。

「主任審査員資格をとった後、どれだけ当社の審査を引き受けてくれるか」。
これは、エスジーエスジャパン(スイス)社長(英国人)の質問でした。面接は英語でした。

「ハンドレッドパセント」。
と、即答しました。この回答によって決まりました。但し本社(スイス)の了解を要するので3カ月ほどまってくれと。

同じような面接をテュフ(ドイツ)でも受けました。エスジーエスジャパンが決まった後で、電話をうけましたが、すでに決まったと回答して落胆させてしまいました。

次回(26回)へ続きます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年09月25日 06:55 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読