生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (19)

エンジニア田邉康雄が、ISOMSの世界に入り、ISOMS認証ビジネス」に批判的になり、適合実証のための自己宣言をコンサルタントするに至った経緯を回顧しています。ISOMSとは、ISO9001、ISO14001、ISO45001(現在DIS2)等のISOマネジメントシステムを指します。

前回(18回)から続きます。

「どうやって早めにプロジェクト計画の先を読むか?」。これが課題でした。そしてPERTの考え方を取り入れることになりました。

―― 技術開発プロジェクトへの応用
前回紹介したPERT/timeに関し、私が在籍していた三菱化成黒崎工場の技術開発部門において、コンピューターはさておき、この考え方を利用しようという動きがありました。私は積極的にこの動きに参加しました。議論の末、以下のような実施方法が決まりました。 

―― PERTの利用方法
建設プロジェクトで使用されているガントチャートに似た図を作る。そして目標にする成果を右端に置く。この目標に至るまでに必要なタスクを横線で描く。

―― PERTの特徴
これだけでしたら、従来からあるガントチャートと同じですが、PERTですから、因果関係によって横線を繋げました。その際、以下を考慮しました。
横軸を対数目盛で描く。なぜなら、結果がどう出るか分からない研究を伴っている。故に、一年先の一ヶ月間のタスク内容を直近一ヶ月間のタスク内容と同じ精度で予定することはできない。

―― ガントチャートとの差
結果がどう出るか分からない研究活動に対しては、途中で成否の判断を入れる。「 ――◇―― 」のように描く。判断の出口は2か所。イエスかノーか。
当時、技術計算のために使っていたコンピューター言語フォートランのプログラミングフロー図を利用しました。見た目はそっくりでした。
プログラミングは縦にフローが流れますが、PERTは横にフローが流れ、かつ、横軸に時間(対数目盛)が入れました。ガントチャートとは見た目はそっくりでも、内容には大差がありました。

―― プログラムフロー図との差
横線の上に「タスク」を、下に「担当者」を記入する。 担当者は、内部の人だけでなく、タスクを担当してもらう外部の人も含む。

―― 期待成果
このようなPERT図を運用することによって「研究を伴う技術開発プロジェクトの計画の先を読む」ことが可能となるだろうという事になりました。次回(第20回)につづきます。

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投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年09月14日 06:26 |

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