生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISOMS、自己宣言、コンサルタント ― 回顧と反省 ― (18)

エンジニア田邉康雄が、ISOMSの世界に入り、ISOMS認証ビジネス」に批判的になり、適合実証のための自己宣言をコンサルタントするに至った経緯を回顧しています。ISOMSとは、ISO9001、ISO14001、ISO45001(現在DIS2)等のISOマネジメントシステムを指します。

前回(17回)から続きます。では、「どうやって早めに計画の先を読むか?」。そしてこれが、なぜ、ISOMSにつながったのか。

 ―― 基本姿勢
「目標は動く」。まず、このことを当たりませのこととして、肝に銘じました。飛んでいるハヤブサは、飛んでいるスズメやハトを捕獲します。ハヤブサは、目標が動くことを知っています。ですから、目標の動きに合わせて自分の動きを調整します。

 ―― 目標は動く
「目標は自分の意思に関係なく動く」ということを肝に銘じました。これが基本姿勢です。この姿勢は、軍隊ならば当たり前のことです。即ち、「敵は動く」です。

―― マネジメントの参考書
「計画変更の認知」について問題意識をもっていたところへよい本をいただきました。ルイス・アレン著小山八郎訳『専門経営者』(昭和43年ダイヤモンド社発行)でした。
京都大学工学部燃料化学科新宮研究室における兄弟子、研究室助手乾智行先生から結婚(昭和43年4月13日)祝いに頂きました。「自分は、自分の研究をこの思想によって自分で管理している」と。

―― 「計画立案⇒組織化⇒指揮⇒統制」
これが、この本の章立てでした。そしてこの章立ての順番にそって、その後の自分の技術開発プロジェクトを推進しました。実施している間に状況に合わせて「目標を変化」させませた。そして変化した目標をオーソライズしてもらいました。

―― PDCA
この思想は、30年後にISO14001で主張されたPDCAそのものでした。ISO14001の先駆者と称する人たちが、あたかも全く新しい思想であるかのように主張される姿を私は冷ややかな目でみていました。「なーんだ。30年間実施してきたものではないか」と。
 
―― PERT
ほぼ同時期、昭和42(1967)年頃に、勤務していた三菱化成黒崎事業所設備部門において建設工程管理用のソフトウエアの導入が検討されました。PERT/timeといい、コンピューターに乗せて工程管理するものでした。確か、IBMが販売していたと聞きました。
しかしまだ、現在のように内部メモリーが数ギガバイトもあるパーソナルコンピューターは無い時代です。入力は、パンチカード。内部メモリーはたったの100キロバイト、外部メモリーは磁気テーブ、それでも一台が一部屋を占めるような大きな機械でした。IBM製でした。結局ソフトは導入しませんでした。しかしその説明を受けました。そして考え方を理解しました。

―― PERT/timeの考え方
Program Evaluation and Review Techniqueの頭文字をとって、PERTです。プロジェクトの目標に向かって工種(タスク)を並べ、タスク間の相互関係を考慮してつなげます。
それぞれのタスクには、所要日数が決まっており、それをインプットします。目標に至るまでの道筋は複数存在しますが、そのもっとも長い道筋が「クリティカルパス」と呼ばれました。このクリティカルパスをコントロールすることによって全体の工程管理ができます。

―― 結末
アイデアはよいのですが、コンピューターが追い付いていなかったのです。ですから、導入はされませんでした。

次回(第19回)につづきます。

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投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年09月13日 10:35 |

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