生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISOマネジメントシステム、コンサルタント、自己宣言、内部監査、安全、 改訂 ― 回顧と反省 ― (3)

前回(第2回)紹介した、田邉康雄著「生涯現役エンジニア」(2007年1月25日丸善発売)の第四章「『実例』生涯現役エンジニアの、237頁~245頁、10行~14行の文章をそのまま転記します。

「工場に残してきた部下の係長が、課長に昇格してプラントの建設を担当した(236頁)」。
「四日市工場長は、プラント課長、筆者の部下の課長を更迭した。後任に前任地水島工場から腹心部下の課長を呼び寄せた。そして筆者の部下の課長を仕事から外した。そして仕事を与えなかった。職を外された課長は事務所の片隅に机を与えられてだまって座っていた。そして鬱病にかかった。後年、当時のことを思い出してもらおうとしたところ、まったく記憶がないとの回答を得た。自分で鬱病を認めた(238頁)」

―― 話は遡ります。
私田邉康雄は、1973年、37歳、技師職(係長相当)の時に、三菱化成工業(株)水島事業所の製造第二部に勤務していたところ、ある石油化学プラントの設計/建設プロジェクトリーダーを拝命しました。プロジェクトは、社内外に高い障壁があって紆余曲折しましたが、10年かけて四日市事業所にプラントを建設しました。

―― 三菱の栄誉
プロジェクトは大成功であり、プラント完成の四年後1986年に「大河内生産賞」の「特賞」を受賞しました。三菱化成にとっては初の受賞であり、その後の受賞もない、大きな栄誉を三菱化成にもたらしました。

―― 組織の三菱
ところが、スタートアップの際に発生した ―― 新技術によるプラントのスタートアップ時によくある ―― 些細な品質問題を必要以上に過大に喧伝され、成功しているにも拘わらず、三菱化成四日市事業所長は、当時事業推進のために本社事業部にいた「推進者」の私に対して「不成功者」とレッテルを貼り、―― それだけなら許容限界内ですが、―― 私のかつての腹心部下、当時の「プラント運転課長」を、当時の私の手の届かない工場において、大きな「精神的苦痛」を与える形で更迭しました。これが私の言う「遭遇した、ある事件」です。信頼していた「組織の三菱」が、頭の中で崩れ去りました。

次回(4)につづきます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年04月26日 09:25 |

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