生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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直木賞作家、木内昇氏による「日経新聞夕刊小説『万波を翔る』の主人公、雅号蓮舟 田辺太一(8)

頭書タイトルによる連載記事(今回は第8回)を続けます。昨日(4/12)の日経夕刊、木内昇作『万波を翔る』の連載(第44回)では、金銭計算に弱い田辺太一のことがよく描かれていました。子孫としては納得です。口伝によると、「給料は稼いだら、稼いだだけ使い、人の分まで使う」と。晩年は、田辺朔郎へおんぶにだっこ。家を建ててもらって住んでいました。自分が入る墓も朔郎に作ってもらいました。だから太一の祭祀継承家は私ども朔郎の田辺家です。

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前回は、「田辺太一が徳川将軍家昌平坂学問所(昌平黌)の実施する「学問吟味」受験に有利な家庭環境に育った」と紹介しました。

今回は、昌平黌「学問吟味」はどのような試験であったかを紹介します。石井耕『日本の人事政策の起源:江戸幕府後期御家人の人材登用と昇進』北海学園大学学園論集第156号(2013年6月発行)を参考にしました。

―― 甲科及第 、乙科及第、そして丙科及第
この三種類が、合否判定結果でした。甲科には褒章が、そして乙科には褒詞だけがあたえられたそうです。甲乙の「褒章」は、江戸幕府の役所登用と昇進に際して評価され、もちろん乙よりも甲は大きく評価されたそうです。田辺太一は、この甲科に18歳で及第したのです。

―― 丙は、登用昇進には評価されず、再受験が許されたそうです。平たくいうと、「よいところまで来ているから、もう一度受験してみたら?」と誘いを受けているようなものではないでしょうか。この他に不合格者がいたと思われますが、参考文献にはその記載はありません。

―― 第8回目は以上です。同じ内容を、メールマガジンと、フェイスブックによっても発信しています。
また、日経ホームページによる、小説『万波を翔る』の紹介を御参照ください。
http://www.nikkei.com/topic/20170213.html

投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年04月13日 14:13 |

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