生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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環境マネジメントシステムISO14001の2015年版移行支援の結果

昨年(2016年)、ある会社(元国営企業)から妻が電話を受けました。「書類を送るから見てほしい」と。2日後に書類「見積方通知書」が届きました。ISO14001改訂支援業務の「見積合わせ」に対する見積書提出命令でした。

20日後を期限に見積書を提出せよというもの。こちらからお願いしていないにも拘わらず、「指名競争入札者に指名するから見積書をだせ」と。

さらに、「提出しない場合は、辞退届を提出せよ」と。「提出した者は、以後の見積参加について不利な取り扱いを受けない」とありました。裏を返せば、「辞退届を出さないと不利に扱う」ということでした。これには腹を立てました。そして無視することにしました。

―― たまたま書類が届いた日、テレビを見ていたらその会社の事故が放映されていました。環境に大きく影響を与えていました。そこで、「こんな事故は、改訂ISO14001を正しく活用すれば防止できる」。そう思って男気を出しました。

―― 受注すべく、「予定価格」を自分なりに予想して、それを少し下回る価格で応札しました。すると狙い通り落札しました。

―― 仕様書は極めて簡単なものであり、支援業務は容易でした。8ケ月で完成すべき成果物(書類)の80%を最初の1カ月で提出しました。
しかし、「これは何の役にも立たない」と、胸が痛くなりました。そこで仕様書以上の成果を出すことにしました。その際、「落札価格内で惜しみなく教えて上げる」と宣言しました。

―― 担当者に弊社事務所へ来てもらって教えました。担当者の御理解はとても速やかでした。もともと御頭脳が御明晰な上に、御手が動き、かつ、従来のISO14001を御存じなかったことが幸いしました。

「お陰様で役立つものができた。これを社内で大いに普及したい。事故防止にも役立てたい」。これは代金の払い込みを受けた際、感謝を込めて表明された御言葉でした。男冥利に尽きます。

このことを80歳まで生涯現役エンジニアだった祖父朔郎、特に「安全」に注力していた朔朗の仏前に報告しました。すると、「康雄も80歳になってもエンジニアとして社会のお役に立てる」と、よろこんでくれたようです。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2017年03月01日 11:24 |

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