生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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<ISO14001の形骸化~東京都庁の取組みに見る> ~良心あるISO14001コンサルタントの嘆き~

【起】
東京都庁のホームページ(平成28年9月12日)によると、「平成12年にISO14001を認証取得した」とあり、推進事務局は「環境局」です。ISO14001は、環境マネジメントシステムです。環境負荷低減のためのシステム規格です。

【承】
実際、東京都庁の環境方針において次のように記載されています。「東京都庁が事業活動を行う時は、環境汚染はもとより環境負荷を最小限に抑える」と。

【転】
築地魚市場の豊洲への移転は、東京都庁の事業です。そして最近、大きな問題が発覚しました。「設計と異なる施工」、即ち「、盛り土がされてなかった」ために、土壌中の人体に有害なベンゼンが漏れ出すリスクがゼロとは言えないという問題です。これ即ち、東京都庁が環境負荷低減目的で導入したISO14001が、大きな環境負荷をもたらす可能性のある本件に関しては、全く機能していなかったということです。

【結】
ISO14001は本来、組織の事業活動が周辺環境に与える環境汚染を低減するためのシステム規格です。このような高い理想の下で制定されたシステム規格が、本来の理想と乖離した状態で普及したことを嘆きます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2016年09月12日 16:56 |

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