生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 大東亜戦争 敗戦の日  平成28(皇紀2676、西暦2016)年8月15日 | メイン | 三菱化学60歳定年退職後の「生涯現役エンジニア」活動報告(1)「職場防災コンサルタント」 »

三菱化学60歳定年退職後の「生涯現役エンジニア」活動報告(総論)

平成28年8月11日に80歳となりました。三菱化成・三菱化学を60歳で定年退職し、直ちに独立コンサルタントとなり、20年が経過しました。この間、自分なりに満足できる社会貢献ができたと満足しております。そこで、80歳到達を一区切りとして独立以来の20年間を回想することも悪くはないと考えました。

―― いつの頃からかは忘れましたが私は、「人生において大成功する必要はない。人生の敗者にはならなければそれで十分」と思うようになりました。
この思いの上に私は夢を持ちました。「定年退職エンジニアが、いかなる組織に雇用されることもなく、独立してエンジニアとして社会貢献し、その貢献から正当な報酬を得て命尽きるまで生活を維持できる」という夢でした。その実績を作る夢でした。

―― 祖父朔郎は、京都帝国大学工学部土木工学科教授を停年退官する際、請われた京都市長の座を断って独立エンジニアの道を選びました。
父親多聞は、東京帝国大学を卒業し高等文官試験に合格して、終戦時には朝鮮総督府鉄道局長という要職についていました。引き揚げて京都の実家に居を構え、京都市電気・交通局長の椅子を用意してもらいましたが、昭和22年1月に発令されたGHQによる公職追放令「F項」(占領地【朝鮮、台湾、満州】の行政長官)によって職を奪われ筍生活(売り食い生活)を余儀なくさせられました。しかし追放令解除後は、道路コンサルタントとなって社会貢献しました。東大では法学部の他に工学部機械工学科も卒業していたのです。

―― 京都帝大で土木工学科鉄道工学講座担当教授として教鞭をとっていた祖父朔郎は、独立後、関門電気鉄道トンネル、大阪地下鉄御堂筋線、丹那長大電気鉄道トンネル、名古屋中川運河、関門電気鉄道トンネルを指導し、新幹線計画(弾丸列車)も指導しました。関門トンネル開通を82歳の病床で聞きました。
道路コンサルタントになった父親多聞は、京都の比叡山観光道路と嵐山高尾パークウエイの設計建設を指導しました。

―― 京都大学を卒業して三菱化学の本社部長だった私は、定年退職する際、上司常務による子会社役員への誘いを断って独立し、職場防災/ISOコンサルタントへの道を選びました。とくに三菱化学の30年間で培った石油石炭取り扱いプラント設計・建設・運転の経験を活かしました。
私の「満足」を、(卑近な例で申し訳ありませんが)収入額で説明します。20年間累積で2億1000万円強であり、平均年1000万円以上です。これに厚生年金、企業年金、不動産収入を加えると平均年収は、三菱化学部長職時代を上回ります。

―― 祖父朔郎と父親多聞のコンサル実績にはまったく比較にはなりませんが、今後も前述の生涯現役エンジニアの「実績作り」を目標にしております。この目標を達成した後、阿弥陀仏の身許に参上し、先着している祖父朔郎から、「よくやった」と、6歳以来久々に頭を撫でてもらうことを夢見ております。
祖父は、昭和16年1月に京都の自宅において脳溢血で倒れ、昭和17年の8月に私は病床の祖父から「いい子だ」と頭を撫でてもらったのが最後の記憶です。二年後の昭和19年9月に他界しました。

今回整理のキーワードは、メルマガのタイトルを利用した以下の4分野です。
1.「職場防災コンサルタント」、
2.「マネジメントシステム(品質・環境・安全・リスク)」、
3.「生涯現役エンジニア」、ならびに
4.「琵琶湖疏水の田邉朔郎(祖父)」、 ――。

次回から、その4分野ごとに報告します。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2016年08月18日 15:50 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読