生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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今回は、「労働安全衛生マネジメントシステム」に関する前回のつづきをお届けします。

昨日(6/30)東海道新幹線内で火災が発生しました。しかし車両自体の破損、あるいは鉄道運行システムの事故ではなかったようで、祖父(田邉朔郎)、父親(田邉多聞)、兄(田邉陽一)が、エンジニアとして日本国有鉄道に何かとお世話になった家に生まれたものとしては、取りあえず「ほっと」しています。

一方、日頃仕事で大きな荷物を持ちながら移動に利用させていただこともある私は、荷物の持ち込みの「利便性」と、荷物「チェック」については日頃感じているところがあるので、別の機会に書きたいと思っています。

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<東京労働局の課長さん達の御講演内容>
前回、東京労働局の課長さん方と懇談会で交した有益な会話を紹介しました。即ち、「新たに危険性又は有害性等の調査等(英語では、リスクアセスメントという)を実施し、現在すでに存在している安衛法にもとづく管理体制の中で年間計画等を回せば、それが労働安全衛生マネジメントシステムであると。即ち、PDCAは従来の枠組みの中で十分に回る」と。
さらに前回、「PDCAを回すための個々の「要素」の例としては、当日(6/25)の御講演中の「重点項目」等がある」という話をしました。そこで私が聴いて理解した「重点項目」を以下に紹介しましょう――。ただし要素の欄には、私が追加した厚労省関係以外の要素が混じっていることをお許しください。

 <重点項目>         <要素>
1. 長時間労働対策・・・・・「過重労働」「ストレスチェック」「面接指導」「鬱対策」
2. 建設業対策・・・・・
1) 全般対策・・・・・「墜落」「転落」「解体工事石綿」「技能労働者不足」「現場管理職員不足」「新規入職者参入」「外国人労働者」「段階別安衛教育」
2) 隧道工事対策・・・・・「可燃性ガス」「起動装置逸走」「異常出水」「内燃機関一酸化炭素」
3) 建築工事対策・・・・・「はつり、解体、アーク溶接粉じん」「熱中症」
4) 陸上貨物運送事業対策:・・・・・「荷役運搬機械」「はさまれ」「巻き込まれ」「荷主の配送先安全協力」「ガイドライン」
3. 化学物質の取扱い対策・・・・・
1) 化学物質による健康障害防止・・・・・「有機則」「特化則」「劇毒物法」
2) 「爆発火災」防止対策・・・・・「消防法」「高圧ガス法」「安衛法化学設備」「緊急シャットダウン」「スタートアップ」「設備保守作業中」
4. リスクアセスメント・・・・・「アセス内容不十分」「人材育成・技術伝承不十分」「情報共有・伝達不足」「安全への取組形骸化」
5. 小売業・飲食店対策・・・・・「転倒」「墜落・転落」「切れ・こすれ」「腰痛」「火傷」「多店舗展開・フランチャイズ」「本社統括指導」「本社ガバナンス」「エリアマネージャー」
6. ビルメン対策・・・・・「ブランコ作業」「発注者協力」
7. 社会福祉施設・・・・・「腰痛」「転倒」「一人作業」「一人KY」
8. 「受動喫煙」対策 ・・・・・「デジタル粉じん計」「風速計」  
9. 「重大労災を繰り返す企業」への対策・・・・・「特別安衛改善計画制度」
10. 経営トップの姿勢対策・・・・・「自ら率先」「モラルハザード」

繰り返しますが、これらの重点項目に関してリスクアセスメントを実施し、各企業において現在、すでに存在する安衛法にもとづく管理体制の中で年間計画等を回せば、それが労働安全衛生マネジメントシステムであると懇親会で聞きました。この御説に、100%賛同します。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2015年07月01日 05:18 |

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