生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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労働安全衛生マネジメントシステム規格ISO45001:2016への準備の勧め

1.ILOとISOが2014年春に合意したので、来年(2016年)中には新たな労働安全衛生マネジメントシステム規格ISO45001が発行されます。そして昨年7月に規格草案が発行されました。なお、発行され次第、現OHSAS18001と置き換えられると予想されています。簡単にいうと、OHSAS18001はISO45001に切り替わるということです。

2. OHSAS18001に比較したISO45001の新たな要求事項の主たるものは、以下の通りです。但し原文の通りではなく、私が意味をとって表現していますので、御興味のある方は原文を読んでください。

1) トップが自ら「率先垂範」する。
2) トップのコミットメントは「言葉に留まらず」、具体的に「実証」する。
3) 「管理責任者」の任命は「不要」になるので、その分だけ「ひとり一人の責任」が大きくなる。
4) 従業員を安全衛生活動に対して「全員参加」させる。
5) リスク発見に関しては、現状良く見られる「洗出し」法では不十分で、「体系的」手法に変えて客観的に発見し、かつ、ハザードも場当たり的ではなく、「体系的」に対策を立て実行する。
6) 作業「下請負者」からくるリスクを発見して評価する。
7) 「最悪事態」をもたらし得る「緊急事態」を想定し、その事態における「対処方法」を決める。
8) 「事故発生後」には「リスク再評価」を実施する。

9) 「リスクマネジメント」への理解を深めた上で、リスク対策を実施する。
10) リスク(脅威)をチャンス(機会)に変える。
11) 安全衛生成績の「評価基準」を設定し、成績を継続的に改善する。
12) 従業員へ安全衛生に関する「技術知識」を付与する。

3. 以上が私の解釈です。必要な方は原文を見てください。

4. OHSAS18001認証から、ISO45001認証に乗り換える企業は、今から準備して遅すぎることはありません。その際企業によっては、ISO9001とISO14001の改定版(2015年)への対応もあります。三規格を取得し、これを今後も継続するつもりの企業にとっては、ここ約三年は忙しい年になりそうです。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2015年07月02日 09:04 |

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