生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(81)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~


釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

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12月27日(つづき3)
今から考えるとポツダムは7月26日であり、既にその頃総督府の首脳部には日本の置かれている立場は知らされていたと思うのであるが、こうした時機に朝鮮上陸に備えての機構大改正を行うことは、賢明な総督府首脳部であったなら阻止したことと思われる。この大移動のおかげで南から北へ又北から南へと、大量の局員移動があって未だその移動が完了しない内に終戦となってしまったのであったが、この移動で局員の運命の相異をもたらすこととなったことは失政というべきであろう。

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以下は私田邉康雄のコメントです。

総督府の首脳部とは、朝鮮総督陸軍大将阿部信行のことです。

「賢明な総督府首脳部であったなら阻止した」
 と、父は言っています。

 父の陸軍嫌いは、開戦時の東条英機首相の帝国議会における元気のよい演説に始まっています。父は言いました――。
「東条英機は、『我が国は開国以来三千年、未だかつて戦に敗れたることがないのである』と黄色い声を張り上げて大見栄を切った」と。

 そして次のように批判しています。
「三千年来戦に敗れた経験なしという意味からするならエチオピアなど、四千年来敗れたることを知らぬという上手がある」と。

さらに言いました。
「列強が国境を接して互いにひしめき合っている欧州の檜舞台では、いかに強国と雖も戦に敗れた経験をもたぬなどということは有り得ない」と。

「日本は世界の中心から遥か遠くにいて特に関心を引くような資源もないので、列強から問題にされなかっただけのこと」と。そして「別に誇りとする程のことではない」と、一刀両断。

「戰爭に負けるということに関して未経験だったから、次の戰爭の際はもっと賢明になっているであろう」と冷静です。

―― 父多聞は、朝鮮半島の近代的鉄道網を構築するために、ヨーロッパに二度の長期出張をして各国の鉄道を視察した際にヨーロッパ事情を勉強しました。

この知識の上に立って、「次の戰爭」という言葉を終戦直後に吐いたのですから、その見識は大したものだと改めて父を尊敬します。さすがは、「源平合戦の熊野水軍田邉湛増以来、800年間戦乱の中で生き残ってきた武家田邉家の嗣子」です。

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―― 次回は(82)です。田邉康雄 そしてそれが最終回です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年10月18日 21:46 |

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