生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 「労働安全衛生マネジメントシステム」国際規格ISO45001(1) | メイン | 韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(72)。 »

韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(71)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
12月24日
クリスマスイーブの今日、軍の輸送部から呼び出しがあり正式帰国の許可が来たと通告があり、帰国証明書を書いて呉れた。過日ライト中佐から一週間待てと言われてから正確に一週間であった。
最後まで米軍に協力した交通局員に対しては、帰国に当り引揚荷物の特認をするからリストを提出せよと言ってくる。
愈々引揚げることになったので、折角来釡中の広鉄幹部及び釜山営業所駅長を局長官舎に招待し、離別の宴を設ける。日本人鉄道従業員としても、もはや朝鮮に残るものはこの広鉄関係者だけとなるので健在を祈り激励して後事を託した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
以下は私田邉康雄のコメントです。

やっと帰国許可がでました。実際に帰国するのは後述しますが、3日後の12月27日です。惜別の宴をもうけた「局長官舎」とは、私も7ヶ月前に住んでいた水晶町(現在は水晶洞【スヒョドン】)といいます)の鐡道官舎のことです。職員官舎を見下す、もっとも高い位置の高台の上にあり、屋敷内の高所に上ると対馬がよく見えました。今「対馬が危ない」とよく言われますが、そのことが良く分かります。

―― ここで「広鉄」と言う言葉がでてきますが、これは日本国鉄道省広島鉄道管理局のことです。局長は第二代国鉄総裁になった加賀山さんでした。なお、父田邉多聞と加賀山さんは東大法学部の2年先輩(父)と後輩(加賀山さん)でした。
話が飛びますが、広島鉄道管理局と大阪鉄道管理局とが国鉄を経て「JR西日本」となりました。下関と釜山間に運行されていた関釜連絡船を内地鉄道省と朝鮮総督府とで共同運航していたので朝鮮総督府鉄道本局釜山地方交通局と日本国鉄道省広島鉄道管理局とは緊密な関係にありました。それで加賀山さんと父多聞は親しい関係にありました。

―― ここで思い出を御披露しましょう。特急「富士」と「さくら」が東京~下関間に走っていました。「富士」は一等車と二等車の構成でした。一等車の車両には白色の帯が、そして二等車には青色の帯が塗られていました。これは冬の富士山の姿です。よって「富士」と命名されたものでした。「さくら」は赤色の帯だったので、その色に因んで「さくら」と名付けられました。後年、同じ名称の特急が走り、私が若い頃北九州の三菱化成の工場に勤務して頃、東京出張に利用していました。

―― さらに記憶をたどります。
小学校(当時は国民学校)に上がる前年(昭和17年)の初夏(ミッドウエイ海戦における大敗北の直後)、祖父有賀光豊(勅撰貴族院議員、現高周波重工業社長、元朝鮮殖産銀行頭取)に連れられて京城から東京都世田谷区北沢の邸宅まで旅行しました。
京城~釜山は朝鮮鉄道の特急「あかつき」、釜山~下関は朝鮮鉄道と日本国鉄道省共同運航の関釜連絡船、下関~東京は鉄道省の特急「富士」。オール一等の旅は快適でした。京城を夜出て「あかつき」の寝台車に乗り、朝釜山について鉄道局釜山地方局長の挨拶を受け、連絡船に乗り込んで夕方下関に付き、寝台列車「富士」に乗って翌朝岡山近辺。そして夕方東京につく、全三日の旅行でした。

―― 話もどって、広鉄の人が釜山に残るので惜別の宴を設けたということでした。なお広鉄の人は、日本の鐡道省の指揮下にありましたから、「いつ帰国できるか」などと心配する必要のない人達でした。

いよいよ大詰めが近づいてきます。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
―― 次回は(72)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年08月15日 20:55 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読