生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(63)。 | メイン | 不完全な三菱マテリアル爆発火災最終報告書(9) »

不完全な三菱マテリアル爆発火災最終報告書(8)

前回、「設備災害」について述べました。今回の三菱マテリアル四日市工場の爆発火災においてこの設備災害はよく論ぜられているように思われます。

即ち、「行動災害」の観点からでは手の届かない熱交換器内の爆発性物質の「見落とし」が論ぜられています。

―― しかし、そもそもの「設計不良」に対して十分に論じているでしょうか。熱交換機の閉塞解決のために、熱交換器を現場からクレーンを用いて取り外すことが、果たして「妥当な設計」であったでしょうか。これを論じているでしょうか。

―― 何度も書いていますが、私は石油化学プラントの設計エンジニアでした。大きなプラントの「基本設計」と「詳細設計」を手掛けました。

―― 基本設計エンジニアにとっては、大きな熱交換機を取り外してプラント外において洗浄を行うような設計をするなど、とても考えられません。プラント内において適切な洗浄作業を実施できるような設計をしなければなりません。

もしもプラント内において洗浄できなければ、そのプラントは「不完全」なプラントですから、建設は取りやめとなります。

次回(9)においては、報告書において「防爆壁」の設置を求められていることを論じます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年07月22日 21:25 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読