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不完全な三菱マテリアル爆発火災最終報告書(4)

前回、MkⅢ弾動臼砲試験によって「CSP加水分解物」がTNTの約1/10の爆発力が確認され、これが約300kgのチャンネルカバーを10m吹飛ばした原因であるとした三菱マテリアル爆発火災事故調査報告書は不完全であると述べました。

―― 該臼砲試験においては雷管などの起爆剤を使用しています。一方、起爆剤の存在しないチャンネルカバー内でTNTの約1/10の爆発力があったしています。しかしその爆発力を発揮する爆発メカニズムに言及していません。

爆発メカニズムとは、TNTを例にとると「雷管によって大きな爆発力が発生する」ということです。このことは既に、約130年前にノーベルが発見しています。

―― さらに「CSP加水分解物」が堆積していた位置(部位)と量を(推定でもよいから)特定していません。

ですから、結論にはすぐには賛成できません。つまり報告書が不完全であると言わざるを得ません。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年07月14日 15:11 |

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