生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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不完全な三菱マテリアル爆発火災最終報告書(13)

前回、「『なぜ三菱マテリアルさんが大変であるか』に関して述べます」としました。最終報告書の要約版によると、以下の通りの「作業管理(行動)」に関する爆発火災再発防止対策が求められています。

(1) 安全管理の強化
① ハザード抽出(FTA解析)とリスクアセスメントによるリスクの低減化
② 物質、設備および作業のリスクアセスメントの実施
③ 類似危険物の取扱いに関わる残存リスクの低減

(2) 安全マニュアル体系、作業標準類の改善
① 作業標準類の必須記載事項
② 危険の大きさ(影響度)による作業標準類のレベル分け、リスクアセスメント手順の見直し
③ 作業標準類の総点検
④ 安全管理者の職務
⑤ ヒヤリハット等のフォローアップ
⑥ 是正処置のフォローアップ体制

(3) 再教育
社員だけでなく、協力会社社員にの安全教育を継続的に実施する。
(4) PDCAによる継続的安全管理の強化
    本社が積極的に関与した安全衛生マネジメントシステムを構築する。

以上、爆発火災防止のために「工程」と「作業」の両面にわたって多くの改善を求められた三菱マテリアルさんに同情申し上げます。

次回(14)においては、求められている「安全管理の強化」が、爆発火災再発防止現実に妥当なものかどうかに関して、労働安全コンサルタント田邉康雄が論を進めます。

因みに付け加えます。このブログを書いている田邉康雄は、化学工場の爆発火災防止を専門として現役で仕事をしています。現に、化学反応を利用する素材製造業の爆発火災防止指導を引き受けて知見を蓄積し、かつ、その知見をベースとして三重県庁薬事部、茨城県高圧ガス保安協会、社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会などから御依頼を受けて「石油精製品、石油化学品、石炭製品、の爆発火災防止に関する講習会を引き受けております。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年07月30日 08:55 |

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