生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(57)。


~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
12月2日
昨夜より冷込み激しく今朝堅氷をみる。十二月の初めに堅氷というのはやはり朝鮮である。

12月3日
ハミルトン局長再び釜山に來る。埠頭作業状況巡視につき案内する、釜山荷役作業が今この局長にとって最大関心事であるらしい。これから冬に向い、米軍の燃料炭や鉄道用炭を内地から荷揚げしているからである。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
以下は私田邉康雄のコメントです。

「冬が近い」
 と、朝鮮占領米軍は焦っています。米軍のことではなくて朝鮮半島に住んでいる人達の為に焦っていると思います。一方、――。

「一千万人餓死するも止むをえない」
と、日本内地を占領したマッカーサーは考えていたと聞きます。父の日記を見て私は、「米軍は、朝鮮半島の人に対して内地の人とは相異する姿勢で対処していた」と感じております。すなわち、「凍死させてはならない」という姿勢だと。

日本の場合は、昭和天皇がマッカーサーを訪問され、「自分はどうなっても構わないから、日本国民を救ってほしい」と表明されたことにより、マッカーサーは、日本に搬入する食料を一千万人分上乗せしたと聞きます。これにより一千万人餓死は免れました。
 私も小学校四年~五年(昭和21年~22年)は、「進駐軍」放出物資によって育ちました。配球された家畜「飼料用」トウモロコシや大豆の「採油粕」はともかくとして、学校給食に出たコンビーフ入りスープの美味しかったこと。話もどって、――。

「米軍の燃料炭や鉄道用炭を『内地(即ち、日本)』から荷揚げしている」
 と、父は言っています。
しかし私は、「米軍用炭・・・」に関しては父の誤認だと思います。石炭を荷揚げしていることは事実でしょうが、それは前述のとおり朝鮮半島の人のための石炭だと思います。なぜなら米軍の燃料は石油です。石油を「ふんだん」に使用して動いている軍隊です。だから石炭は必要としていなかったと思います。しかし鉄道用炭は確かに必要です。その他に生活用石炭が必要です。これらは朝鮮半島の人達のためのものです。その事情については次項で述べます。

―― 朝鮮半島では石炭が採れない。
よって敗戦前は満州(現チャイナ大陸東北部)から運んでいました。しかし三十八度線で米ソの占領地区が分かれた故に、満州の石炭が来なくなりました。そして最初の冬を迎えます。そして、―― 。

朝鮮半島の冬は厳しいものでした。私達が京城(ソウル)に住んでいたころ(~小学校一年)この厳しい冬を体験しました。例えば冬、夕方屋外に砂糖入り牛乳を出して置くと、翌朝には美味なシャーベットとなっていました。
この厳しい冬を過ごすために民家にはオンドルが設置されていました。そしてオンドルの燃料は石炭でした。我が家にもオンドルがありました。

―― このオンドルの燃料は石炭でした。そして北から石炭が来なくなった今、その石炭を南から搬入せざるを得ません。南とは父のいう「内地」です。そして北九州炭鉱地帯以外には、適切な供給源は有り得ません。

日本においても石炭は食糧と同じく、生活必需品だったのですが、その必需品を朝鮮半島に分けて差し上げたと私は理解しております。よって、―― 。

敗戦直後の悪条件の中で「必死に」働きつづけた北九州の炭鉱の鉱夫さんたちが、三十八度線以南の朝鮮半島の人々を救ったとも言えると私は思っています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
―― 次回は(58)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年06月29日 13:02 |

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