生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(35)。 | メイン | ★『生涯現役エンジニアになろう!』(大阪 三回目)(通算19回目) 講師:田邉康雄 主催:新技術開発センター 開催日:2014年2月22日(土) 受講料:25,000円 »

韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(36)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
10月20日(つづき)
 終戦となると各地区とも同様であったことと思うが、治安上の不安から家族のことがまず心配になることは当然であった。そこで鉄道従業員は、米軍の命によって暫く残留して業務に従事するにしても、まず家族を安全な内地に送還して身軽になって鉄道従業員の使命を全うしたいというのが強く要望されたところであったが、さて家族を内地へ帰して遠く離れてみると、今度はその家族が物資不足の内地で又他人の中でどうして暮しているかと不安になって來るのはこれまた人情の当然であった。こうして釜山は内地に一番近いところでもあり、船に乗って帰ろうと思えば訳なく帰れるわけでもあるし、その上奥地から毎日々々同胞の鐡道局員が続々と引揚げ列車で脱出して來るのを目の前に見せられては、もはや釜山局としてもこれを引止めて置くことはできないことであった。
 この現実を見て米軍は日本人幹部だけ残って居ても鉄道の運営は期待出来ぬということが解ってきたらしく、そうかと言って朝鮮人従業員では未だ鉄道の運営は出来ぬとみて居たから、結局米軍の鉄道連隊の手によって運行しようという動向となって来たようである。その鉄道連隊長としてョート少佐という好々爺が今朝京城から着任して来た。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
以下は私田邉康雄のコメントです。

「家族を安全な内地に送還して身軽になって鉄道従業員の使命を全うしてほしい」と、父多聞は考えています。しかし――、
「内地でどうして暮しているかと不安になってくるのは当然」
「もうこれ以上、引止めて置くことはできない」
とも、父多聞は言っています。ですから、日本人鉄道員は引き上げて行きました。そして、引上げた日本人鉄道員の穴埋めに、米軍の鉄道連隊が加勢したと言っています。

ところで、鉄道連隊とは何であるか御存じでしょうか? ――。
 現在と違い、戦前の軍隊は鉄道によって移動しました。ですから、鐡道運行は陸軍にとって重要な機能でした。ですからどの国の陸軍も鉄道連隊(部隊?)をもっていました。

 ―― 映画戦場に駈ける橋では英国兵士のことばかり紹介されていますが、実際に設計施工したのは大日本帝国陸軍の鉄道部隊です。
鐡道部隊は、千葉県習志野に練習路線をもっていました。現在の新京成電鉄鎌ヶ谷線です。もともと鉄道運行練習用に敷設した路線ですから、最短距離を結ぶのではなく、うねうねと曲りながら路線が敷かれています。

 ―― 鐡道と軍隊の話のついでに、日露戦争の開戦時期について言及します。
シベリア鉄道は、ウラジオストックまでは未開通でしたが、代わりにロシアのチタから清国東北部の西北端『満州里』に入り、ここを起点とする『東清鉄道』が建設中であり、これがハルピン経由でウラジオストクまで複線開通する時期が問題でした。

 ―― この調査に派遣された人が、実は私の祖父田邉朔郎でした。参謀総長大山巌から直々に命令をうけ、ウラジオストクからロシアを縦断してストックホルムに脱出しました。帰国後桂太郎陸軍大臣に復命しました。曰く「ウラジオストクまでの複線開通は、明治38年末」と。この報告を受けた桂太郎は、総理大臣になって開戦時期を明治37年2月と決定しました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 ―― 次回は(37)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年02月10日 20:25 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読