生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(35)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~


釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

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10月20日
 米軍は、当初鉄道は朝鮮人従業員だけでは運営できないから、日本人従業員を残留せしめこれに当たらせようという計画であったようであるが、遺憾乍ら日本人従業員は末端の方から続々と脱出して引き上げていってしまった。殊に機関士は釜山管内では日本人機関士が四割を占めて居たことでもあり、機関士の不足は著しくなって来て朝鮮人従業員としては鉄道が動かぬのは日本人従業員の脱出に在ると非難の声を立てるに至った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
以下は私田邉康雄のコメントです。

「殊に釜山管内では日本人機関士が四割を占めて居た」
と、父多聞は述べています。
「殊に」ということは、全朝鮮半島平均では日本人機関士は四割以下だったということで、六割が朝鮮人だったということです。

―― 搾取的植民地支配であったとしたら、搾取している地域の住民を重要な業務である機関士の六割以上も採用するでしょうか。
植民地鉄道(軽便鉄道)ならいざ知らず、新幹線と同じ)標準軌道(幅1435㎜)の、満鉄とも相互乗り入れしている立派な日本の国有鉄道網です。

―― 因みに敗戦時の朝鮮半島のおける総延長路線は約6000㎞ありました。その当時の内地鉄道省(国鉄)の総延長路線は約20,000kmでしたから、日本が如何に朝鮮半島に巨額の鉄道網投資をしたかが御分かりになると思います。
何度も書きますが、日本は朝鮮半島を日本内地と同じレベルで開発を進めていました。朝鮮総督府の役人は、日本内地中央官庁の役人と同レベルの高等文官でした。

―― 英国はインドを植民地支配する際、インド総督には「貴族」を配置し、かつ、幹部も貴族だったそうです。貴族とは、公爵(Duke)、侯爵(Marques)、伯爵(Earl)、子爵(Viscount)、男爵(Baroon)を言います。
もしもこれに相当する日本の貴族を朝鮮総督府に出向させたとするならば、日本の公爵、公爵、伯爵、子爵、男爵などの「公家華族」、「大名華族」を出向させたでしょう。しかし日本はそのようなことはせず、日本内地の中央官庁と同等の、実務能力の高い「高級官僚」を、出向ではなくて現地に定着させました。
その一例が父田邉多聞でした。父は東大工学部を卒業した「機械エンジニア」であり、さらに東大法学部を卒業して「高文」に合格して内務省に入省し、「朝鮮半島発展のために尽くしたい」との意欲に燃えて朝鮮総督府に行きを希望しました。内務省は、父の希望を入れて一時的な「出向」でなく、腰を据えた「配属」としました。

―― ここで内務省を説明しましょう。
分かり易くいうと「内務省」「外務省」「大蔵省」の三つの省で日本を運営していたということです。
内務省の初代大臣は大久保利通で、国内運営を一手に握り、内務大臣の権限は絶大した。今でいう「国土交通省」「総務省」の機能を包含し、「高等警察」を含む警察を一手に掌握していました。さらに地方行政を一手に掌握し、都道府県知事は(選挙ではなく)内務省から本局の高級官僚が任命されました。
あまりにも巨大だったので昭和20年の敗戦後、GHQによって解体されました。因みに、父の母方祖父北垣国道(私からは曽祖父)は、熊本県副知事、高知県知事、徳島県知事、京都府知事、北海道長官(知事)を歴任して内務次官となりました。

―― 朝鮮を愛する父でしたが、
「鉄道が動かぬ責任は日本人従業員の脱出に在る」
と、非難されて苦境に立っています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
―― 次回は(36)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2014年01月28日 08:16 |

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