生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(31)。

 ~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~


 釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
10月4日
 本局の新幹部四名、プリアム中佐(運転)、ヘイル少佐(輸送)、コスグレイ少佐(保線)、フレンチ少佐(工作)の各課長来釡大和田京城地方交通局長随行し來る。久振りで手を握り合ってその後の模様を聞く。
10月6日
 右の本局各課長フュリアム中佐一行は中央線を視察の上、京城に帰るというので堤川までの菅内案内を命ぜられる。本局より随行の大和田君と同行する。釜山発8時40分、展望車、イネの三両編成の特別列車で東海線経由安東に午後四時着一泊する。安東の治安は過日の米軍進駐により回復している。安東鐡道事務所長の最上寺君の官舎に厄介になり一泊する。
10月7日
 七時安東発。堤川に於て約一時間下車して駅機関区などに従業員を集め鉄道輸送任務を遂行するよう訓示する。この堤川は最も朝鮮人従業員の空気険悪なところで日本人従業員は既に引揚げて誰も居ない。併し米軍という虎の威を借って訓示する気持はくすぐったいものがあった。竜山着15時半。お蔭で再び通ることもあるまいとあきらめて居た京慶線を終戦後通ってみる機会に恵まれたことは有難かった。車中米軍将校と四方山の雑談を楽しみ乍ら車窓に展開して行くあの朝鮮独特の澄み切った秋の空を仰ぎ、沿線に今を盛りと咲き競っているコスモスの風情をなつかしみつつ竹峯などの大隧道を日本人として最後に通過することが出来たことは私にとって大きな収穫であった。京城に近くなって南漢江の八堂あたりのあの雄大な流れと、両岸の山のたたずまいなど私の最も好む風景であったが、再び接することができたことも望外の幸いであった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 以下は私田邉康雄のコメントです。

「総督府交通本局の新幹部四名」として、以下の名前が挙がっています。
 ― 運転課長プリアム中佐
 ― 輸送課長ヘイル少佐
 ― 保線課長コスグレイ少佐
 ― 工作課長フレンチ少佐

 これによって、米軍鉄道部隊が朝鮮総督府の日本人鉄道幹部と入れ替わっていることが分かります。因みに「運転課長」は、父多聞が釜山地方交通局長として赴任する直前まで京城において務めていた役職でした。

 これが米軍による「軍政」です。例えていうと、日本内地の鉄道省(現在JRの前身)の大臣以下局長等幹部が進駐軍鉄道部隊の「佐官」クラスに入れ替わったと考えればよいのです。しかし日本では、GHQが指令を出してはいましたが、軍政を敷いてはいませんでした。

 ―― なぜ米軍は軍政を敷いたか。
 日本内地等は日本人だけによる統治能力が有りましたが、朝鮮半島は朝鮮人だけによる統治能力はまだ十分ではなかったということです。
日本は朝鮮語教育に力を入れて朝鮮人全体の教育水準を上げ、さらに京城帝国大学を設立して朝鮮人の高等教育に力を入れていましたが、朝鮮人が十分に育成される前に日本が米国に負けてしまったということです。

 ―― 日本のスタンス
 朝鮮半島人全体が十分に育成され、自分の国を自分で統治できる状態になるまで日本はそれをお手伝いさせていただいていたということでした。自分の国を自分で統治するために、朝鮮語を温存するお手伝いをしていたということでした。

 ―― 韓国は第二次大戦の戦勝国
 と、このように信じている人達がいると聞きます。その人達は父多聞による、今回の日記をよく見てほしい。敗戦国日本の内地と北海道、沖縄、小笠原諸島が、米国の進駐軍に占領されていたとまったく同様に、朝鮮も(敗戦国として)米軍によって占領されていたのです。まぎれもない敗戦国でした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 ―― 次回は(31)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2013年12月28日 08:52 |

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