生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(28)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

 釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
9月29日 
 昨夜釜山発京城行第1列車が今暁1時過、大邱駅に停車中、続行の内地よりの帰還朝鮮人輸送列車第65列車が追突、第1列車の後部車両数量は重なり合って大破。死者70名、重軽症80名に上がるという戦時中のあの弥勒事故を上回る朝鮮鉄道始って以来の大事故発生。原因は65列車機関士(朝鮮人)が大邱駅の場内信号を驀進したためと思われる。この事故も戦後の混乱状態の中であるため現場よりの事故報告が遅く今朝登庁後始めて知るという始末。そこで取るものも取りあえず早速臨時救援列車を仕立てて現場に向かう。釜山発午後1時半、大邱着4時半、直ちに現場視察の上、傷者を各病院に見舞う。
9月30日
 死傷者に対する応急の手当てはできたが、大邱市内の朝鮮人青年団大挙集合、今回の被害者の多くは終戦により漸く故国に帰ることの出来た朝鮮同胞が、未だ家郷に帰着し得ないでこのような悲運に遭遇したことを嘆き、弔意を表するということであるので、交通局と青年団との合同慰霊祭を駅前広場で催すこととなった。一時はどうなるかと不安を感じたが、当方誠心誠意、鐡道の過失を陳謝し犠牲者の霊の冥福を祈ったところ、当方の誠意を理解してくれて無事に慰霊祭を終ることが出来て、ほっと胸をなで下したが、一時は命がないかと覚悟した。この盛典では多くの青年代表が次から次へと立ち上がって終戦によって漸く故国の土を踏み得たにも関らず、この悲運に遭って祖国のためまことに痛惜に堪えないというような内容であり盛大な朝鮮青年の若さ溢るる勢のものであったが、その中に唯一日本語の弔文を私が釜山地方局長として読み上げた感慨は今でも想起して思いを新たにするものである。

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 以下は私田邉康雄のコメントです。

「駅に停車の列車に後続列車が追突」
 と、いう大事故が発生。死者70名、重軽症80名。内地より帰郷する途上の朝鮮半島人輸送列車だったそうです。

「日本に勝った」
 と、意気盛んな朝鮮半島の「若者」が怒りました。さあ、大変。

 総督府交通局は半島人青年団と合同慰霊祭を開催しました。この時点では、京城の交通本局長はハミルトン中佐、釜山の地方局長はライト中佐ですから、指揮命令系統から正式にはライト中佐に責任があります。ましてや、早期に日本軍の復員と、内地の朝鮮半島人の帰還を指示しているのですからその責任は大です。しかし父多聞は「責任の表」に自ら進んででました。その勇気は大いに評価できます。

「唯一日本語の弔文を自分が読んだ」と。
「一時は命がないかと覚悟した」
 と、父親多聞は言っています。

「日本に勝った」と、錯覚している朝鮮半島の意気盛んな青年達が入れ替わり立ち代わり朝鮮語で演説に立つ中での「日本語」弔辞です。「命はない」と覚悟して弔辞を読んだ父の勇気に感嘆します。

「さすがは武士の子」
 と、賛辞を惜しみなく送ります。武士は常に、「主君(即ち、「公」)のために潔く死ぬ」ことを意識して生きていますから。これが武士道です。

 残念ながら、生きている内に賛辞を送れませんでした。しかしいずれ私も阿弥陀仏の下へ参上するので、先に参上している徳川家譜代旗本祖父朔郎の前で父多聞にこの賛辞を改めて送りたいと楽しみにしております。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 ―― 次回は(29)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2013年12月14日 13:05 |

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