生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(27)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

 釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
9月27日
 安東鉄道事務所長上寺君来局同機関区長、同工作助役、堤川方面の不穏情勢について報告あり。
9月28日
 安東事務所中倉庶務課長より慶州駅長を通じ私送便により昨27日正午頃官舎5軒暴徒に襲撃せられ家財金銭略奪、3人負傷者を出したとの報告あり。よって直ちにライト中佐に報告したところ、同中佐は君はこの場合何を望むかと問あり、直ちに米軍を派遣してもらいたいと要請したところ即座にOK、明朝7時に一個小隊を派遣するから列車を仕立てよとの命令。この機便な措置に日本軍の場合であったらとてもかく迅速には処置してくれぬであろうと感を深くした。

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 以下は私田邉康雄のコメントです。

 父が戦後「陸軍嫌い」になった原因がここでも伺い知ることができます。
ライト中佐の「何を望むか」に対して「米軍を派遣してほしい」と回答すると即座にOK。日本帝国陸軍「朝鮮軍」と付き合ってきた父は、その即断即決力に感嘆したものでした。

 ―― すでに述べましたが父の「陸軍嫌い」は陸軍大将首相東条英機と陸軍大将朝鮮総督阿部信行の二人から来ています。前者は開戦直後の帝国議会における勇ましい演説、そして後者は戦時中の傲慢な振る舞いと敗戦直後における卑怯な振る舞いによっています。そのことはすでに書きました。

「強い軍隊は必要」
と、私が強く考えており、「自国軍隊を見ると安堵する」と思っていることは、この一連の連載を読んで下さる方々には分かって頂いていると思います。その上で――。

「帝国陸軍は嫌い」
 という父の意見を、私は継承しております。
さらに「一億総玉砕」を叫んで国民(民間人)を死の道連れにしようとした帝国陸軍指導部には、父以上に「嫌い」の念を抱いております。軍隊は国民(民間人)を外的から守るものでなければなりません。

「自分も後から行く」
 と、知覧の陸軍特攻隊を指揮した陸軍中将菅原道太は言って若い特攻隊員を鼓舞したそうです。そして生き残って80歳まで天寿を全うしたそうです。死ぬまで護身用ピストルを肌身外さず所持していたそうです。かつての特攻隊員の復讐を恐れてのことだったとか。どこまで本当か知りませんが、「さもありなん」と思っております。

「イエスかノーか」
 と、英国シンガポール軍司令官パーシバル大将に恰好よく迫った山下奉文陸軍大将は、四年弱後フィリピンにおいて「ぶざま」な絞首刑に会いました。無様と言えばピストル自殺に失敗して絞首刑に会った東条英機陸軍大将はさらに「ぶざま」でした。
「生きて虜囚の辱めを受けず」という『戦陣訓』に署名した本人が虜囚の辱めを受けたのです。これ以上の「ぶざま」はありません。

「武士道の何たるか」
 を戊辰戦争を経験した祖父田邉朔郎(譜代旗本)の孫である私は伝え聞いております。もしも以上の話が本当だとすると「菅原道太、東条英機、山下奉文の武士道はどうなっていたのか?」といぶかしくなります。
 唯一の救いが、陸軍大臣阿南惟幾陸軍大将です。終戦の日、割腹(切腹)し、「介錯は不要」と側近を近づけず、半日苦しんで死んだそうです。これこそが武士の鏡です。昭和天皇に愛されたと聞きますが、「さもありなん」です。

 ―― 帝国陸軍が「なぜそうなったか」に関しては、私は大東亜戦争から70~80年遡った戊辰戦争に立ち返って「猪突猛進長州軍の伝統をもつ陸軍」という「思い」があります。私はその長州軍指揮官の一人北垣国道(男爵枢密顧問官)の曾孫ですからその「猪突猛進振り」を伝え聞いております。戊辰戦争においては「猪突猛進」が功を奏しました。しかし2/3世紀も経た昭和の時代にこれでは困ります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―― 次回は(28)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2013年12月14日 12:57 |

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