生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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韓国は日本と米国の支援によって円滑に独立できました(21)。

~ マッカーサー配下の米軍は、日本の官僚制度をそのまま韓国に引き継がせた。
  <日本は朝鮮半島を「植民地」として「支配」は、これをしていません>
           ~ 「植民地支配」の否定 ~

釜山に住んでいた父田邉多聞の、終戦直後の日記です。

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9月8日
 朝鮮軍参謀長の悲壮な挨拶をラジオを通じ左の通り発表。『明日朝鮮軍は京城より撤収し漢江の南へ移動するが撤収后も米軍の軍規の下必ず治安は保たれ平静を維持する』
 明9月9日午后4時以后北緯38度以南に於いて日本国旗の掲揚は出来なくなる旨総督府情報局よりラジオ通報あり。釜山交通局においては最后の国旗掲揚、降下式を行ってはどうかと局部にはかってみたところ、遺憾乍らもはや局員一般の空気はそうした大国民としての気迫を全く喪ってしまっている模様との観測が強く終に実行できなかった。

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以下は私田邉康雄のコメントです。

朝鮮軍と米第24軍団との間の「局地協定」(Armistice[休戦協定]のこと)が「いつ」締結されたか書いてありませんが、この9/8の時点では既に日本の「朝鮮軍」は京城から撤退するといっています。因みに朝鮮軍は京城(ソウル)駅の近く「市電」駅名「練兵場」という場所に駐屯していました。恐らくことを米軍に引き渡したのでしょう。現在のソウル地図を見ると、在韓米軍の駐屯地とこの「練兵場」が一致しています。

 ―― 父が「局における最后の国旗掲揚、降下式」を提唱したとは、局長として立派だと改めて父を誇りに思います。しかし部下にはかったところ、「局員はすでに大国民としての気迫を全く喪ってしまっている」ことにさぞや落胆したことでしょう。
 父を弁護すると、局員の六割は朝鮮半島人なので、局員全体として日本国旗降下式を行うことは無理だったと思います。日本国旗を降下し、代わって韓国国旗を掲揚するなら受け入れられるでしょうが、この時点ではまだ大韓民国(Republic of Korea)は成立していません。

 ―― この落胆は、戦後も続いていました。私が父から「敗戦国の若者はそんな考えをするのか」と言われ続けました。なぜなら、私達戦後の若者はマッカーサーの「日本人12歳」説を頭の中に刷り込まれていました。そして学校では「日本が悪かったのだ」と教え込まれ、自虐的になっていました。
 私だけでなく大多数の人は自虐的になり、そして少し頭のよい人は「自分は違う」といっていい子になりました。私はこのいい子ぶった「頭のよい人」がいわゆる「リベラル」「進歩的文化人」だと思っております。幸い私はそこまで頭はよくなかったので、リベラルになることはありませんでした。「超」頭のよい、父や祖父が本当の頭のよい人だと思っていました。「追いつけない」という虚無感はありましたが。

 因みに私が通った京都市内の公立学校は、日教組色が強かったように思います。とくに京都府立鴨沂高等学校の一年生で英語をならった荒木先生は、あとで聞いたら日教組の闘士でした。先生の「授業切売り」「労働切り売り」のような授業によって、英語がすっかり嫌いになりました。
 さらにいうと、古文の河合先生は授業熱心だったので、「つれづれ草」が大好きになりました。そしてその時に記憶した古文の文法はいまでも生きています。「ず・む・じ・す・さす・しむ・る・らる・まほし・まし・り、き・けり・ぬ・つ・たり・たし・けむ」「が・の・に・お・へ・と・にて・から・より・で・や」と古文の助詞がすらすらと口からでてきます。

 河合先生には御自宅にまで招待され古文以外にさまざまな事を教えて頂きました。先生の教えは私のその後の人生を変え、先生の教えの基盤の上に今の私があるとさえ思っております。「もの思い」にふけりがちな思春期における学校の先生の影響はこんなにも大きいものかと、後年感慨を深くしました。

 ―― 話もどって父がもしも現在生きて居たら(115歳ですが)、この落胆は継続していることでしょう。韓国大統領から「正しい歴史認識を持て」と詰め寄られているのですから。

 次回は(22)です。田邉康雄

投稿者: 田邉康雄 日時: 2013年12月14日 10:39 |

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