生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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日本触媒 アクリル酸 爆発火災 原因(1)

現在(2012年9月29日、21:15)、㈱日本触媒化学姫路工場で火災が続いています。

―― またか。
と、いう思いです。

最初に60kℓの中間タンクの温度が上昇し、避難指示がでたとのことです。これが真実だとすると、「何をやっているのか」と、言いたいです。


アクリル酸は二重結合をもっています。ラジカル重合反応をし易い化学物質です。重合の際に多量の熱を出します。危険です。ですから重合抑制剤を添加しています。

たまたま『重合抑制剤』の添加量が、手違いによって規定よりも少なくなり、その時、たまたま冷却すべきところを、間違って温度を上げる操作をしてしまった。すると『重合抑制剤』の有効温度を超えてしまった。後は「あれよ、あれよ」と見守るだけ。危険を感じて避難指示がでた。

私は、このように見ています。その際に、もっと高温で有効な『重合禁止剤』が準備されており、注入準備がされていたら、その『重合禁止剤』を投入すれば何事もなく済んだでしょう。しかし投入するタイミングが重要であり、遅れるとダメ。しかし投入決断は困難です。なぜなら、投入すると60kℓの中間タンクだけでなく、その下流の製品がすべて不良品になるるので、決断が困難です。躊躇している間に温度がどんどん上昇して前述のように「あれよ、あれよ」という状態になってしまいます。

今、根本原因を推測しました。このような報道は一切ありませんが、この推測が外れていることを祈ります。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2012年09月29日 22:23 |

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