生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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田辺太一蓮舟のつぶやき 翁の著書:幕末外交談(史)から(4-10)

前ブログからつづく。

田邉太一はつぶやく。
<薩長の廃仏毀釈を怒る>
天皇の利用が昂じて、神道を尊ぶがあまり、仏教を弾圧した。神道を尊ぶことはよい。しかし仏教を廃する必要はない。特に薩摩がひどい。徹底的に寺を破壊した。伊勢神宮のお膝元、三重県もひどかった。古来の土着宗教を仏教で補強して国の形ができていたのだ。それを壊した。寺家、公家、武家の内、寺家を抹殺した。廃仏毀釈である。その社会安定に対する罪は大きい。

田邉太一はつぶやく。
<薩摩を許せなかった自分の限界>
従来の姿勢と相反して徹底抗戦を主張した自分を許せなかった。人前に出ることが恥ずかしかった。どの面下げて国家のために働くことができるかという思いだった。それに加えて、薩摩が大嫌いだった。この二つによって、請われて明治政府に外務省へ出仕した後も、「吾不閑焉(吾関せずえん)」と傍観者的態度をとらざるを得なかった。それが自分の限界であった。

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江戸城無血開場に反対した理由。

田邉太一はつぶやく。
<なぜ徹底抗戦を主張したか?>
幕府時代には、職を解かれることを覚悟して、(国を思って)上司に開国を直言した。実際そうやって職をとかれた。こんなに積極的に動いた私が明治になってから「吾不閑焉の態度をとったことをいぶかしく思う人があるだろう。自分でもよく分からないところがある。榎本、大鳥、荒井が誠心誠意薩長政府に協力したのに対して対照的だった。しかしそれしか出来なかった。

田邉太一は更につぶやく。
<無血開城してよかった>
私は心ならずも小栗忠順の路線に沿って、榎本、大鳥、荒井とともに“徹底抗戦”を主張した。徹底抗戦すれば、日本を二分した内戦になる。フランスが支援する東日本対イギリスが支援する西日本だ。戦いが終了した時点で日本民衆は疲弊し、東はフランス植民地、そして西はイギリス植民地、北海道はロシア領、そして後年朝鮮半島もロシア領となった筈だ。

次のブログにつづく。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年12月23日 09:36 |

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