生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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爆発死亡事故を起こした東ソー塩ビ工場は、先輩エンジニアの安全技術を必要に応じて伝承しているか(5)。

前のブログからつづきます。

―― 私は厚生労働大臣登録の労働安全コンサルタントです。だから、労働基準監督署の監督官等による安全研修を頻繁に受講しています。この研修を通じて監督署の考え方を知りえる立場にあります。

 ―― 監督官は、日ごろは企業にとって親切な存在ですが、ひとたび労働災害を起こし、“死亡”事故を起こすと、態度が一変します。即ち警察と同じ権限をもつ“怖い”存在に変身します。家宅(工場内)捜索ができます。現場検証できます。ですからその対応が大変です。これを「司法権限をもつ」と表現します。

  ―― 対応する側は、有罪になることを恐れます。ですから原因調査に当たってありのままをしゃべることは期待できません。ですから調査に時間がかかるのが通例です。

―― 事故発生企業が期待する捜査結果は以下のようなものです。即ち、
「複雑な原因が、複合的、かつ、重層的に発生し、管理者としてはそれを予見できなかった。よって“安全配慮義務”違反はなかった」と。あるいは、
「安全配慮義務を果たそうと努力したものの、不可抗力が働いて事故が発生した」と。
 
次ブログへつづきます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年11月19日 10:36 |

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