生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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最近の社内技術者研修の実績 ― 安全大会、安全講演、危険予知KYK、行動災害防止、設備災害防止(2)。

前ブログからつづきます。

今年平成23年6月10日に社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会東京支部から公募がありました。八王子労働基準協会様が八王子地区安全大会での安全講演をコンサルタント会所属の安全コンサルタントにやってほしいと。募集すると。で、私は応募しました。すると選ばれました。さっそく連絡をとりました。労働基準協会ですから、事務局長は元監督官です。その方が言われるには、監督官の話とはちがう、肩の凝らない話をしてほしいと。もちろん、安全に関する話です。これを受けてタイトルを提案しました。「福島原発危機に見る安全」と。事務局長様はお喜びになり、言われました。「それがよい」と。合意しました。以下は前ブログからのつづきです。

講演時間は、60分です。そしてコンサルタント会が提示した講演料は、70,0000円でした。これで承りました。

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 東電が事実を隠している? ― いや、隠してはいない。事実を知らないだけ。それにしてはよくやっている。満身創痍暗中模索で鬼神の如く格闘している。東電等は、事実を知るだけの知識・技術・経験がない。
11) なぜ知識・技術・経験がない? ― 原子爆弾を開発成功した経験がない故。原子炉はブラックボックス。基本設計はGE。
12) まとめると、設計がおそまつ。 ― 基本設計なし。詳細設計が現地化されていない。
13) 原子炉は、コピーの導入。 ― 初期の石油化学コンビナートに同じで、米国のプラントのコピーをエンジニアリング会社が設計し、それをターンキーベースで受取る。20年経てやっと自己技術開発が行なわれた。田邉康雄はそれを担当した。
14) 今再び、それが問題。― 三菱化学鹿島。最新鋭エチレンプラント(東洋エンジ設計/建設)。三菱化学がフルターンキーベースで受取った。爆発火災(平成19年12月)。死亡災害。所長が有罪(訴求範囲が上がってきた)。訴求理由:安全管理体制の不備
15) しかし教訓が生きた。― 復旧に生きた火災経験。3/11(被災) ⇒ 5/20(再稼動) 被災70日後。早かった。
16)
17) 後ほど紹介する「いくら言っても分からない。痛い思いをするまでは」の好例。
18) 原発で今必要なこと ― 基本設計の見直し。と、言っても原子炉の見直しではない。バックアップ設備の見直し。その設置状態の見直し
19) しかし困難を伴なう。― 設計を見直す = 設計者の失敗を暴く。先輩の失敗を暴く。日本の企業文化には合わない。特に官僚組織には。

次ブログにつづきます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年11月24日 09:04 |

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