生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 田辺太一蓮舟のつぶやき―翁の著書:幕末外交談から(1-3) | メイン | エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(1) »

田辺太一蓮舟のつぶやき―翁の著書:幕末外交談から(1-4)

前のブログからつづきます。

―― 筆者の史観
太一に共鳴する筆者は、幕末明治に関する歴史観を20年前の1991(平成3)年に発行した拙著「びわ湖疏水にまつわる、ある一族のはなし」の中で紹介済です。ここにそれを紹介します。即ち――、

「世界一の不倒距離を誇る直接政治に関わらない天皇家が、(ヒトラー等の)狂信的リーダーの出現を防止している。国民の「お守り」的役割を果たしている。お陰で明治維新では、平和裡に政権交代できました。そして先人の知的遺産が活用できました。これはなんと素晴らしい政権交代システムではありませんか。こんな優れたシステムを創造したとは、なんと賢明な国民ではありませんか」と。
そして文末で以下のように結びました。「薩長藩閥政府にその価値・意義を無視された徳川時代は、すでに世界有数の科学・技術保有国であり、他国に例を見ないユニークな天皇制の下で平和裡に明治時代に継承され、これがびわ湖疏水を可能にした」と。

これが筆者の幕末明治に関する歴史観です。定説とは大きくかけ離れていることは承知しています。今回はその基盤の上に立って、従来の考えをさらに展開します。

―― 岡崎久彦さん
外交問題評論家の岡崎久彦さんがテレビ会談の中で言われました。論じて曰く「歴史とはその時代その時代の人が、生き残りを賭けて必死に生きた軌跡である。後の世の人が『よい』『わるい』を論じても意味がない」と。
日韓の間で「正しい歴史認識」を持つ必要があるという論議の中で、その動きに水を差されて言われたものです。このお言葉によって筆者も「目からうろこが取れた」思いでした。
従来は、筆者の歴史観を人に憚って開示していました。しかし「はばかる」必要はないと言っていただいたような気がして勇気が出ました。百人いたら、百人の歴史観があってよいということです。岡崎さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

次回(第二回)では、まず「幕末外交談」本の「まえがき」を紹介しましょう。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年08月17日 08:22 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読