生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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福島原発危機 ― ISO31000リスクマネジメント 初動(2)

前ブログにおいて福島原発の現場の初動は見事であったと述べました。

福島原発危機の現場奮闘を戦争に譬えると、最前線はしっかりと戦っています。やっていないのは、後方にいて命令を出している司令部です。このことは大東亜戦争時の「大本営」陸軍部に同じです。

―― 陸軍部は、戦闘に必要な食料も弾薬も十分には持たせずに、ビルマからインドのインパール攻撃を命じて10万人の兵員餓死者を出しました。戦闘で敵弾に当たって死んだのではありません。

―― また陸軍部は、食料・弾薬無しにニューギニアでオーエンスタンレー山脈越えのポートモレスビー攻略作戦を命じて10万人の餓死者を出しました。

―― インパールやニューギニアでは、命じられた最前線は鬼神の如く奮戦しました。福島原発現場のオペレーターや工事業者も鬼神のごとく奮戦しています。現に東電従業員や工事下請企業従業員が粗末な食料を与えられただけで長期間奮戦しているお姿がテレビで放映されました。
東電首脳のテレビインタビューを聞いていると、大東亜戦争時の大本営を連想します。兵隊を大切にしない大本営そっくりです。

―― 現在私が普及に努めているISO31000に関連して福島原発危機を書いていますが、ISO31000はリスクマネジメントの国際規格です。そして広義リスクマネジメントの中にはクライシスマネジメントが含まれています。但しISO31000には含まれていません。

 次ブログにつづきます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年05月18日 16:56 |

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