生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(1) | メイン | 福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(3) »

福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(2)

 昨日、福島第一原発の一号機において建屋内に空気と混合して滞留している水素(H2)に引火してガス爆発を起こしたことを紹介しました。そしてこれは原子炉の中心部とは何ら関係はないと説明しました。

 ―― 英国BBC放送は、「ガス爆発」瞬間の動画を繰り返し、繰り返し放映しています。この記録動画により、爆発の瞬間に衝撃波が走ったことが分かります。衝撃波は、「量の多い爆鳴気」の引火爆発に特有な現象です。

 ―― 一般市民の方々は、原子炉中心部が破壊されて放射線発生物質が大量に漏洩したと思っておられたかも知れませんが、そんなことはないので心配は要りません。理由は以下の通りです。
 いわゆる「炉心」部は、密閉用の頑丈な鋼鉄製容器に格納されています。この鋼鉄製容器は格納器と呼ばれます。格納器の外側で発生した「ガス爆発」程度で破壊されることは絶対にありません。

 ―― 因みに紹介します。
この格納器を製造できるメーカーは、世界中探しても一社しかありません。その一社とは、日本の室蘭にある「日本製鋼所」です。戦艦大和の直径46センチの巨大砲弾を打ち出す大砲を鍛造技術で製造した会社です。その鍛造技術を駆使して「釣鐘」のような形をした格納器を製造するのです。

 多大な被害をもたらした「チェルノブイリ」原発では、炉心はこのような格納器に納められていなかったそうです。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年03月14日 13:24 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読