生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(24)

 放水開始! 待っていました。東京都庁配下「東京消防庁」の強力な屈折放水車の放水です。ハイパーレスキュー隊がもっている頼もしい放水車の稼動です。2011年3月19日午前0時30分に開始して0時50分に完了。能率のよい放水だったと。今日午後にもう一度放水すると。

 ―― 一方、外部電源から受電する変圧器を設置し、1号機と2号機へ電力をもってくる送電線路が完成したと報じられました。また3号機と4号機には、発生電力を送電する線路を新設変圧器までの受電線路に利用する工事を開始しており、明日完成すると。これも「待っていました!」です。

―― これによって現在、1号機、2号機格納器内で冷却をまっている核燃料棒、また3号機と4号機では、工事完了するまでの東京消防庁の屈折放水車でつなぎながら、格納器外の冷却プールで冷却をまっている燃料棒が、安全に冷却される見通しがつきました。
 マスコミの目にとまらない隠れたところで、着々と準備を進めてきた東電エンジニア、そして配電工事の協力企業(おそらく関電工等でしょう)に拍手を送ります。

 ―― これで「チェルノブイリ」並みの大災害にはならないことが確定しました。このブログを御覧になっていらっしゃる皆様、どうぞ御安心ください。

「スリーマイル島」事故は、炉心融解(メルトダウン)が発生しましたが、福島原発の場合は、それが発生していません。だから災害規模としては、スリーマイル島レベル以下です。しかし4機同時にトラブルを発生したことが大きな不安を与えて「スリーマイル島並み」と言われることは、甘受しなければならないでしょう。

―― 何度も書きますが、手足を切断され、目を潰された状態で放射能の恐怖にさらされながら「目の前で燃えている自宅の火災を消火せよ」と迫られた現場オペレーター等50人を中心とする東電エンジニア達の、鬼神の如き、信じられないような奮闘に深い敬意を払います。

私の専門とする「リスクマネジメント国際規格ISO31000」に関連して、東電「福島原発」第一原発爆発を書いています。今夜は安心して寝られます。東電エンジニアさん、東京消防庁レスキュー隊員さんありがとう。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2011年03月19日 01:48 |

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