生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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リスクマネジメント―ISO31000(5)

 2010年11月15日にISO31000が発行された。私田邉康雄は、日本規格協会の対訳本を入手して精読した。精読中に感じたことを以下に連載して記述する。
なおこの内容は、すでにビジネスエデュケーションセンター株式会社の御依頼により、2010年5月24日、「News2u.net」へリリースした「田邉康雄のリスクマネジメントリポートNo.1」に略同じである。内容は以下の通り。

 

 <ISOの形骸化(3)>

 ―― 転落してシステム運用が前述のとおり形骸化した。審査登録することが、目的になってしまったからだ。平たく言うと、本来「目的を達成するための手段」が、何時の間にか目的そのものになってしまった。

 ―― 品質リスク、環境リスク、安全リスクを発見してリスクの大きさを知り、大きさに応じて対策を立てて取り組む。この繰り返しによって企業経営上のリスクマネジメントを図ることが本来の意義である。

 だから審査の場において企業リスクを発見して差し上げると喜ばれる筈である。ところが喜ばれるどころか嫌がられる。

 発見したリスクは「ISO事務局止まり」となる例がとても多い。即ち握り潰されるのだ。とりわけ安全にこの例が多い。「頼むから正式に報告しないでくれ」と懇願される。これが我が国のリスクマネジメントの実態だ。


投稿者: 田邉康雄 日時: 2010年06月08日 11:17 |

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