コンプライアンスの話を展開する前にコンプライアンス定義を明確にしつつあります。コンプライアンスを世間でとられている「遵法」に限定されず、もっと広い意味にとりますと、前欄において説明し始めています。つづけます。
―― 前欄において小学校に上がったときに倫理教育を受けたことを述べました。ところが、3年生の夏にその倫理思想がひっくり返ってしまいました。1945(昭和20)年の大東亜戦争敗戦によって「ひっくり反った」のでした。
―― 学校では教科書の倫理教育部分は墨で塗りつぶすことが求められました。奉安殿は破壊されました。それまで絶対的尊敬の的であった天皇陛下が批判の対象にされてしまいました。
―― 絶対的権威があり、尊敬の的であった先生達も、自ら権威の座を捨ててゼネラルストライキに参加すべく準備を開始しておられました。幸いマッカーサー指令によって中止されましたが。
―― ゼネラルストライキでは学校の先生が労働者となったのです。教育を切り売りする労働者になってしまったのです。絶対的権威を感じさせる対象ではなくなってしまいました。悲しいことでした。







