日本カーリット(横浜)爆発火災事故に関連したこの連載を継続します。最近の大事故(三菱化学鹿島、三井化学下関、森田化学大阪、そして日本カーリット横浜)は、安全技術の伝承ができていないことに真の原因があると私は考えています。
前欄からつづいて、安全技術の伝承を担う、技術者に関する「定年延長」や「再雇用」に代わる第三の方式として「個人事業主」として独立・起業する方式を紹介しています。
―― なぜ「定年延長」「再雇用」ではだめなのでしょうか?
安全技術を伝承する、即ち「教える」のですから、尊敬される存在でなければ効果は上がりません。すでに述べましたが、後輩は「うるさい先輩は早く去ってほしい」と心の中で思っています。これが現実です。
―― 後輩は先輩を決して尊敬はしていません。これがサラリーマンの世界です。サラリーマンを32年間やって来た、私田邉康雄にはそのことがよく分かります。先輩後輩2~3年の年次差は、出世競争の射程距離以内にあり、熾烈な競争環境にあります。
―― 尊敬を勝ち取ることのできる年次差は、私の経験によると8~10歳です。これだけ差があると、実力差は歴然であり、後輩は素直に先輩の言うことを聞きます。
―― エンジニアの方で、個人事業主方式を採用して安全技術の伝承に貢献したいと思っておられる方は、拙著「生涯現役エンジニア」(丸善)の第四章「実例」生涯現役エンジニアにおいて紹介しました。簿記習得のことも紹介しました。
この本に御興味のある方は、以下のURLを開いてみてください。
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4901689622/ref=sib_dp_pt#reader-link
―― 御意見や御質問のある方はどうぞ下のアドレスで私にコンタクトを試みてください。
tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp
あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。







