「日本カーリット(横浜) – 爆発 –安全技術の伝承」
このブログを、「森田化学 – 爆発 – 安全技術の伝承」のブログに平行して書いています。
「失敗原因を記録に残せ」と、命令を受けたことを前欄において紹介しました。
三年後に大河内記念生産賞の特賞をもらった三菱化成の、ブタジエン法1,4-ブタンジオール(ブチレングリコールとも言う)/テトラヒドロフラン製造プラントの立ち上げに際して「完璧でなかった」立ち上がりを咎められたものでした。
―― この命令は、品質トラブルの責任を問われて窓際族になっている最中の依頼でした。
「後日の参考とする」というせりふを鵜呑みにできる状態ではありませんでした。
ですから窓際族の僻目に走って、「反省文を書け」という意味にとりました。
私と同様に窓際族になっていた、部下の課長へも――。
「反省文は書くな」
と、密かに指示しました。
―― こんな暴露的な記事を書いている訳を話しましょう。
ここが技術伝承のポイントだから、敢えて書いているものです。
私は三菱化成の1,4-ブタンジオール(ブチレングリコールとも言う)/テトラヒドロフラン製造プラントのスタート時の「完璧でない」立ち上がりの原因を知っています。
しかし「記録に残せ」と命令を受けて開示することができるでしょうか。それが技術伝承のためだと言われて素直に従えるでしょうか。この本音の部分を理解しないと、効率的な技術伝承はありえません。
「記録に残せ」は言い換えると「反省文を書け」ということに受け止められます。すくなくとも窓際族の仕打ちを受けていた私にとっては、それ以外の意味として受取ることはできませんでした。
―― プラントの完璧でない立ち上げ
これに関しては、拙著「生涯現役エンジニア」(丸善)の第四章「実例」生涯現役エンジニアにおいて紹介しました。この本に御興味のある方は、以下のURLを開いてみてください。
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あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。







