生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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森田化学 – 爆発 – 安全技術の伝承(9)

 森田化学工業(大阪)の三フッ化ホウ素タンク爆発事故に関する私、労働安全コンサルタント田邉康雄の感想を述べています。書いている最中の2010年1月7日に日本カーリット(横浜)において大爆発火災が発生したのでそのブログを書き始めましたが、平行して書いています。つづけます。

 ―― 訓練を実施した結果の記録
これが重要であることを前欄において述べました。しかし単なる記録は意味がありません。よくある、「社外講習を受けた」「資格をとった」などの記録だけでは意味が薄いのです。

 ―― 訓練記録は、訓練の結果としてその業務に関するレベルが向上したことを示すものでなければ意味がありません。

 ―― もうお気づきでしょう。この記録が「安全技術」の伝承に関する記録なのです。
森田化学の例でいうと、タンクの底面に孔を開けてよいと指示を受けた従業員が、そのような指示を受けた場合に「水素ガス検知」を実施することを訓練で教わっており、その結果がその従業員の訓練記録に載っていれば、上司は「ガス検知をせよ」と改まって指示をする必要はないのです。
 従業員に厳しいことを言いますが、もしも実施せずに今回のようなタンク爆発事故が発生すれば、それは従業員の責任です。
 そして従業員の責任であることが事前にはっきりしていたら、従業員も人の子。即ち、自から身の安全のためにガス検知を実施します。そしてそのことが定着します。そして企業は安心です。

 ―― このようなルールが全社的に定着する必要があります。上司が「何から何まで」全て洩れなく指示できる訳がありません。
 もしもこれが求められるならば、社長が「何から何まで」全て洩れなく指示をする必要がでてきます。実際には、こんなことはありません。

 ―― 御意見や御質問のある方はどうぞ下のアドレスで私にコンタクトを試みてください。
tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp

あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2010年01月23日 08:08 |

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