森田化学工業(大阪)の三フッ化ホウ素タンク爆発事故に関する私、労働安全コンサルタント田邉康雄の感想を述べています。書いている最中の2010年1月7日に日本カーリット(横浜)において大爆発火災が発生したのでそのブログを書き始めましたが、平行して書いています。つづけます。
―― 前欄において「責任者にとって原因が分かっていても、それを分かっていたとは言えないものだ」と言いました。そして自分の例を上げると言いました。
―― もう35年も以前のことです。時効ですから白状しましょう。私が三菱化学のある化学プラントの運転係長のとき、プラントを利用して工程(プロセス)合理化のためのテストを行いました。
その際結果を急いでいたので、十分な事前調査を怠りました。その結果、1立方メートルの釜の中に入れたスチレンモノマーの重合暴走反応に遭遇しました。
「やってはいけないことをやってしまった」
と、計器室で計器を前にして床に座り込みました。手伝ってくれていた班長には、事態の重大性を告げませんでした。
―― 機転を利かせて倉庫に重合防止剤を取り走りました。それを反応槽に投げ込みました。温度が下降線を辿りました。「やれやれ」でした。
この話に関しては、三菱化学に在籍していた時には一切口外しませんでした。次欄にもう一件の失敗例をあげます。
―― 御意見や御質問のある方はどうぞ下のアドレスで私にコンタクトを試みてください。
tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp
あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。







