生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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森田化学 – 爆発 – 安全技術の伝承(11)

 森田化学工業(大阪)の三フッ化ホウ素タンク爆発事故に関する私、労働安全コンサルタント田邉康雄の感想を述べています。書いている最中の2010年1月7日に日本カーリット(横浜)において大爆発火災が発生したのでそのブログを書き始めましたが、平行して書いています。つづけます。

―― 前欄においてISO9001が求めている重要な記録は「教育記録」であることを述べました。

―― 真に規格が要求しているものは「訓練の必要性を明らかにして必要な訓練を実施し、実施した訓練の記録を取っておく。記録によって力量が証明できる従業員に関しては、手順書は不要」と。これがISO9001の心でした。

―― 話を戻します。化学プラント操業に関して安全技術の伝承が十分にはなされていません。これが世相です。

―― 技術は身体についているものです。頭ではありません。手順書が必要であるとすれば、それは備忘録として必要であるに過ぎないのです。いざというときに手順書を見ながら仕事ができるでしょうか?

 化学工業の安全技術に関しては、その伝承が他の業界よりも重要であると考えます。なぜならば、安全に関する失敗コストが他の業界よりもはるかに大きいからです。

 ―― では技術伝承をするにはどうやったらよいでしょうか。
伝承を受ける側から見ると「うるさい先輩は早く去ってほしい」と思っています。このことは拙著「生涯現役エンジニア」(丸善)の106ページ「後輩の指導エンジニア」の項で明らかにしました。

 ですから先輩が従来路線の上に居座っていては技術の伝承ができません。

 ―― 御意見や御質問のある方はどうぞ下のアドレスで私にコンタクトを試みてください。
tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp

 あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2010年01月27日 08:15 |

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