生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 森田化学 – 爆発 - 三フッ化ホウ素(2) | メイン | 森田化学 – 爆発 - 三フッ化ホウ素(4) »

森田化学 – 爆発 - 三フッ化ホウ素(3)

 森田化学工業(大阪)の三フッ化ホウ素タンク爆発事故に関する私、労働安全コンサルタント田邉康雄の感想を述べています。続けます。

 前欄において「これだけ情報があれば、原因を推定することは容易」と述べました。

 ―― 以下は私が推定した爆発原因です。
 三フッ化ホウ素(BF3)は水の存在下、極めて高い金属腐食性をもっています。よく知られたように濃硫酸は金属腐食性が小さくて軟鋼容器でも大丈夫ですが、これを水で薄めた希硫酸は強い金属腐食性を示します。これと同じことであると思ってください。水溶液の硫酸が鉄を腐食する際には、水素が発生します。

 ―― 希硫酸(水と濃硫酸の混合物)に鉄を入れるとぶくぶくと泡が発生することが認められます。この泡は、水素です。鉄でなくて亜鉛であれば、この状態はもっと顕著です。

 私は子供の頃、(自宅の)故祖父田邉朔郎(琵琶湖疏水の建設者)が残した化学実験室へ密かに潜り込んで希硫酸に亜鉛粒を入れ、発生してくる泡に火を付けて遊んでいました。少量だから「遊び」で済みましたが、これが大量になるととんでもないことになります。

 ―― 御意見や御質問のある方はどうぞ下のアドレスで私にコンタクトを試みてください。
tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp

 あるいはこのホームページに数多く設置してある「問合せ」欄の内から、どれでもよいですから御利用になってコンタクトしていただいても結構です。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2009年12月31日 09:28 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読