三井化学の下関の工場で爆発火災事故があったことに関連して私の思いを述べています。さらに続けます。
「OJTしか技術伝承の手段はありません」
と、前欄において述べました。
―― ではどうやってOJTを実施すればよいのでしょうか。
OJTとは訓練であり、一人前に仕事をしながらさらに技量を向上するというレベルの訓練です。職場に配属された際に実施される、いわゆる初歩的導入教育ではありません。
―― 立派に仕事をしながら、技量を向上する。
と、いう概念がOJTであり、すでにISO9001の欄で述べましたが、欧米においてはこの仕組みが出来上がっています。ヨーロッパに中世以来伝わっている徒弟制度がこれに該当します。親方と弟子の関係です。
―― 話が脱線しますが、ISO9001:2008で規定されている「必要力量を明確」にして「教育訓練」し、この手順の「有効性」をチェックするということは正に「立派に仕事をしながら技量を向上し、このやり方が計画通りに実施しているかどうかを確認する」ということを意味しています。しかしながらわが国の多くのISO9001導入企業はこのことに気がついていないようです。







