三井化学の下関の工場で爆発火災事故があったことに関連して私の思いを述べています。
―― 私は三菱化学時代に「ブタジエン法14ブタンジオール/テトラハイドロフラン」製造プロセスを開発しました。このプロジェクトは大成功して大河内生産賞「特賞」を受賞しました。
―― 製造プロセスの中で、酢酸を圧力約100気圧でその中にブタジエン(液化石油ガス)を空気とともに供給するという「危ない」作業をやります。
―― 開発に当たってもっとも心を砕いたことは、プラントの心臓部である反応器とその周辺の安全確保でした。パイロットプラントを建設して入念に安全確認を実施ました。
―― その結果、今日に至るまで事故は起こしていません。設計時の設計思想が伝承されている限り今後も事故は発生する余地がありません。







