生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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三井化学 下関 - 三フッ化窒素工場の爆発事故(14)

 三井化学の下関の工場で爆発火災事故があったことに関連して私の「思い」をつづけます。


―― この連載ブログを書いている最中に「ドラム缶が空から降ってきた」とテレビが報じました。2009年11月16日の午後のことでした。

―― 化学品を扱う会社が初歩的なミスをやったな。
と、直感的に思いました。そして家内にそう言いました。

 ―― 昨日(11月17日)の産経新聞の25ページ(いわゆる三面記事)に「あわや列車直撃」
「ドラム缶破裂、線路超え120メートル飛ぶ」と報ぜられました。

 日本新薬という化学品を扱うプロの会社において、過酸化水素廃液に水酸化ナトリウムで中和を試みたところ発熱して中身が「噴出した」そうです。

 ―― 「噴出した」のは私の方です。H2O2は、「H2O(水)」と「O2(酸素)」に分解し易いことは誰でも知っています。消毒用のオキシドールを思いだせばすぐ分かります。
 皮膚について「ぶくぶく」と酸素の泡がでます。こんな誰でも知っている過酸化水素に苛性ソーダを加えるとは、全く「噴飯」ものです。
 報道によると「廃液が過酸化水素だという認識が無かった」そうです。そうであれば、なおさら「噴飯」ものです。

 ―― これもプロの会社において「技術伝承」ができていないが故に発生した事故の典型的な例です。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2009年11月18日 06:14 |

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