三井化学の下関の工場で爆発火災事故があったことに関連して私の思いを述べています。つづけます。
―― 京都大学工学部の徒弟制度は、教授の指導の下に立派な研究をさせてもらいながら、研究手法を学ぶというものです。私も教授の指導を受けながら研究をさせてもらい、研究結果が触媒工学分野で世界的権威のある「Journal of Catalyst」に論文が掲載されました。
―― 教授の指導のお陰で私は触媒工学を専門とする化学エンジニアとして育ちました。そして三菱化学に入社して徒弟制度的なOJTを受けさらに技量を磨きました。
先輩に感謝するところ大です。但しその三菱化学においてすら、制度としてOJTが確立していた訳ではありませんでした。
―― わが国の企業においてOJTの手法を確立している企業は極めて稀です。ヨーロッパ的徒弟制度は皆無であるといってもよいでしょう。







