損害保険の話を続けます。損害保険とは「損害を受けたときそれをカバーするための保険」です。
―― 損害の種類は様々あります。他人が運転する車から受けた怪我は自分の損害です。これは分かり易いのですが、自分が失敗をやらかして他人に迷惑を掛けた場合、賠償を求められます。この賠償は、失敗をやらかした本人の側から見ると「損害」です。
―― 私はゴルフのホールインワン保険に入っていたことがあります。思わぬ失敗(?)で「ホールインワン」を達成すると、お祝いの酒を振舞わなければなりません。これは私にとっては損害です。この損害を補填するものが損害賠償保険でした。こう考えれば御理解が早いでしょう。
―― 損害という概念をこのように捉えると、保険を引受ける側から見ると「損害発生」の可能性のある場所には、損害保険のビジネスチャンスがあることになります。
損害発生のある可能性のある側からみると、その損害をせめて金銭で補填してもらいたいと思います。痛い思いをしたこと、そのこと自体は解消できませんが、せめて金銭で補填してもらいたいと思います。これが保険というものであり、両社の利害が一致しているものです。







