ISO審査員資格取得の早道、当社の内部監査代行の利用の話を続行しています。前欄までにおいて資格取得に必要な「実習」の例として外部監査を紹介しました。繰り返しますが、この実習(OJT)がISOマネジメントシステム審査員資格スキームの重要要素です。
―― 外部監査が実習の場として認められる。
と、言いました。ここで外部監査(第二者監査)を御存知ない方のために実例を紹介します。
自動車会社が車体の外装板を、機械プレス加工工場から購入していると仮定します。会社としては、納入品に品質不良があっては困ります。納期遅れがあっては困ります。環境問題を起こしてもらっては納期に差し障りがあります。ですから、これらの問題が発生しないように、日頃から発注先を監督していると仮定します。
―― 監督基準をISO14001へ。
プレス工場に対して環境問題が発生しないように、環境リスクの低減を図ってもらいます。そのために発注先にISO14001を取得してもらいます。この発注先をISO14001規格を用いて監督します。この監督行為が即、「ISO14001外部監査」であると御理解ください。簡単に言うとこの通りです。
ですから自動車製造会社のISO14001担当者のみならず、購買担当者、生産管理担当者、さらには設計担当者などにも、公式ISO14001主任審査員資格保持者になれる大きなチャンスがあります。
―― 以上の例が、ISO審査員資格スキームに沿った主任審査員資格取得に必要な実習プロセスです。
拙著「生涯現役エンジニア」の第三章「エンジニア新資格の提案」においてISOマネジメントシステム主任審査員資格の昇格スキームを学ぶべきモデルにとりました。
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