労働安全衛生マネジメントシステム規格OHSAS18001が制定された契機となった、英国巨大化学企業ICI(アイシーアイ)ナイロン工場事故の話に関連して三菱化学鹿島事業所エチレンプラント事故に言及します。
―― 2007年12月21日に発生した三菱化学鹿島事業所のエチレンプラント大火災事故によって作業員4名が死亡した事故に関して、茨城県警は2009年3月16日業務上過失致死容疑で当時の鷲見富士夫事業所長ら8人を書類送検したそうです。
送検理由は冷却用油の元弁を締める作業を怠るなど安全管理に不備があったからだそうです。以上は「メディアジャム」
http://mediajam.info/topic/830526による共同通信配信ニュースです。
「ICIナイロン工場の場合によく似ている」
と、私はこれを聞いた瞬間に感じました。
―― 私は三菱化学のOBではあり、四日市事業所のブタジエン法14ブタンジオール/テトラヒドロフランプラント(大河内記念生産賞【特賞】受賞)の設計者ですが、鹿島事業所がOHSAS18001の労働安全マネジメントシステムを構築・運営しているかどうかを知り得る立場にはいません。
もしも同システムを構築・運営していたらこのような事故を未然に防げたものをと残念に思っています。ただしOHSAS18001を正しく導入し、正しく構築し、正しく運営していたらという条件付ではありますが。
なお、拙著「生涯現役エンジニア」
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4901689622/ref=sib_dp_pt#reader-link
214ページ目「第三段階――製造プラント設計エンジニア」の欄において紹介した内容は14ブタンジオール工場建設の例です。







