前欄で紹介したように、わが国は約2000年前から「稲作・漁労」で生活してきました。「稲作」は農耕社会を形成します。そして農耕社会の特徴は「助け合い」です。
典型的な助け合いの場は、田植えです。助け合いながら作業をします。隣の人が転んだら隣の人が手を休めて助けて上げます。
―― このような農耕社会におけるリーダーに求められる「力」は、田植において「野良作業」のタイミングを告げる力です。そのためには、暦、地形の特徴、ならびに天候変化に対する経験の蓄積が必要です。
―― 一方、狩猟社会のリーダーに求められる「力」は、狩に出て獲物のいる場所に導く力です。そのためには、動物的「感」と勇気が必要です。







